「Planned happenstance」
という言葉を最近知りました。
1999年スタンフォード大学のクランボルツ教授という方が
提案したキャリア論の考え方です。
「計画された偶発性理論」「意図された偶然」という
意味のようです。
この言葉、
「意図的なのに偶然て」
意図的なのに、偶然って、
対極にある言葉がわくわくします。
少し調べてみたところ、
1999年、クランボルツ教授らが、
社会的成功を収めた数百人のビジネスパーソンに
キャリア分析をしたところ、
自分の成功した要因は、
予期せぬ偶発的な出来事に大きく影響されるものだったと、
約8割の人が答えたようです。
偶然の出会いや出来事が積み重って、
成功したということのようです。
18歳の時にやりたいと思った職業に就いてる人も
2%しかいないという事実も記載されていました。
(ぬっ!!)
これって、すごいです。
キャリアって、
緻密に念蜜に努力し、
組み立てた先に成功があると思っていたので、驚きました。
そして今までの過去全て肯定できる気がします。
そんなことが、学会で発表されちゃうなんて、
不思議です。
そして、自分にとってそんな偶然を発生させるためには、
日頃から、オープンマインドが大切とも書いてありました。
「これしかやらない」ではなくて、
「とりあえずやってみよっか!」という
オープンマインドで、
前向きに取り組むことで、
キャリアを良い方向に運ぶ
偶然のチャンスを手にすることができるようです。
そして意識することは下記の5つです!!
①好奇心:なんでもやりたいと思ったことをやってみる。
何に興味が湧くのか自分を知る。
②持続性:やりだしたらすぐ投げ出すのではなく、
ある程度やってみる。失敗しても続ける。
③楽観性:新しい機会を「実現可能」と捉えて、機会(場所、人、情報)次のステップに進むきっかけと前向きに考える。
④柔軟性:信念、概念、態度、行動を変える自分はこうだとか、決めつけないで、良いと思ったことはまずやってみる。
⑤冒険心:結果が不確実でも行動に移す良い結果になるかなんて誰もわからない。行動してみる。
偶然性を呼びこむのは自分の意思であり、
行動なのだと書いてありました。
多分、色んな可能性、道は広がってるけど、
それを選ぶのは(意思・行動)は、自分自身が決めること。
行動あるのみ、ということなのだと思いました。