入院2週間を過ぎた頃から母に、
「朝方、寝ながら大泣きするようになった」と言われた。
その前の週の日曜、
眠たさもあったのか、
"寂しい。僕はひとりぼっちだ"
と泣きながら、入院している私のベットの上でお昼寝をした。
主人は
「甘えてるだけ。そんな風には思ってないよ」と言ってくれたけど、
この子はこの子なりにすごく我慢をしてくれていると感じた。

入院中たった一度だけ、別れ際に泣かれたことがある。
まだ、入院して3日目だったと思うけど、
「帰りたくない。一緒にいたい」と、
泣きながらエレベーターにのり、そのまま家まで泣いて帰ったそう。
それ以降、一度も泣いたことはない。
家でも、寝る前に「お母さんがいない」とぽろっと泣くだけで、
他はほとんど言わないと聞いていた。

それでも、点滴が外れたとき、
「もう元気になった?帰れる?」と何度も聞いてくれた。
寂しいとはあまり口にしなかったけど、
本当はとても寂しい中我慢して、
ずっと帰りを待っていたんだと思う。

帰宅してから母や父が、
「いつも家では私(母)かお父さんにべったりだった。
 姿が見えないと泣いていた。
 何も言わないけど、内心、すごく不安だったんだと思う」と言われた。

退院した初日と二日目、
お布団に入りながら何度もこう聞いた。
「お母さん、明日病院いく?」
と。
「大丈夫だよ」というと、
「手を握って」といって、
手を握ると安心したかのように、寝ていった。
またいなくなるかもしれないという不安や恐怖があるのかもしれない。
だから、
これまで溜め込んだ寂しさと不安と恐怖が、
無意識に明け方大泣きする
という形になってしまって出たのではないだろうか。


私が入院中、
母や父や主人だけでなく、
有り難いことに、
叔母や友達も力を貸してくださり、
息子の面倒をみて、あちこち連れて行ってくださった。
とても嬉しそうだったし、楽しいかったと思う。
色々忙しい中、息子のために時間を作ってくださったことに、
感謝してもしきれません。

その一方で、
息子にはこれまで常に一緒だった母がいないことは、
辛く悲しいことだったんだと思う。
ただただ、ごめんねと思った。
(現在6ヶ月 21週目)

退院になった
入院して、2週間以上が過ぎた。
3日に一回採血をし結果を見守る。
はじめの一週間は点滴、
次の一週間は内服の投与。
そして、ようやく、
白血球の数値は9880まで下がり、
炎症を示す数値は0.40まできた。

しかし、新たな問題が発覚した。
羊水の量。
羊水ポケットを図ったところ、
はじめは3.5あったのに、今は2.5しかないとのこと。
※詳しくはココ
https://kosodate-march.jp/pregnancy/amniotic-fluid/
万が一、2を切るようなら、羊水過少症という症状になる。

羊水過少症になると、
手足などが変形してしまったり、
関節に障害が出てしまったり、
身体機能の発育が阻止されてしまい、心肺や消化器の機能が低下してしまったりする。
しかも、20数週で赤ちゃんが出てしまったり、
出さないといけなくなることもあるそうだ。

主な原因は、
・母体の胎盤機能の低下
・赤ちゃんの身体機能の低下
のどちらかだそう。

しかし、処置は出来なし、
何かをして増えるわけではない。
どうにもならないということ。
一応、羊水を外からいれるという方法もないわけでないが、
感染症のリスクがある。
私の場合、もともと感染症が原因で入院しているので、
それはできない方法だった。

現在21週である私は、
万が一、破水しても赤ちゃんを助けることができない。
かといって、投薬も終わり、安静している以外していることがない。
そうしたことこから、一時退院になった。
しかし、
「次の検診で羊水が減っていたら、
 最短一週間で再度入院になります。
 その場合、出産予定の七月まで
 入院になります。
 そうでなくても、一週間に一度検診はさせてください。」
とのことでした。

悲しことに、喜ばしい退院が不安でしかなかった。
赤ちゃんは大丈夫なんだろうか?
羊水は、増えるのだろうか?
いつ赤ちゃんが出てしまうんだろうか?
せめて22週は超えていてくれないだろうか…
でも、成すすべはない。
悲しい。虚しい。自分の体のことなのに、無力でしかない。
私の場合、
入院期間が15日程になるため高額医療費となる。
そこで、少しでも支払う際の負担を減らしたかったので、
限度額適応認定証を申請することにした。

限度額適応認定証とは、
窓口で保険証と一緒に提示すれば、
その場で自己負担限度額のみの支払いで済むというのもの。
市町村の国民保険なら市役所に、
共済や社会保険は職場に、
書類を提出し認定証を発行してもらいます。

支払う価格は、世帯収入の区分により金額は異なります。
※参考はこちら
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151

我が家の場合は、
区分ウ)80100円+
食事代(360円×3食×15日×税)=97779円
でした。

何かの参考になればと、記載します。
普段から洗濯や食器洗いなど家事を手伝ってくれる。
大したお礼は言えてないけど、
とても感謝してる。

入院をしてしまい、
今、家事ができない私に変わり、
一人でご飯を作り、洗濯をしてくれて、
猫ちゃんの餌を上げてくれる。

平日どこかに行くときは連絡をくれ、
土から日は、私の実家に泊まってくれ、
私のお見舞いにきてくれたり、
息子を遊びに連れて行ってくれたりする。

仕事から帰ってしんどい中一人分のご飯を作ることも大変だし、
土日、嫁の実家に泊まるのも嫌だという方も多いと思う。
主人は、一言も愚痴も言わない。

体調のことは聞くけど、よかったねとかは言わない。
だけど、会話の端々で、
想ってくれてるんだなと、感じる。


優しく、できた旦那さんだと思う。
素直に言えないけど、いつもありがとう。
点滴は、朝夕2回の抗生剤の投与。
採血と内診をし、退院の日を決めるとのこで、
まだ、一切退院の日程はでていない。

そんな中で、ベットの上で過ごす一日はとても長い。
どうやって過ごしたらいいか分からないほどだった。
幸い、昨日慌ててお見舞いにきてくれた友達が本を持ってきてくれたので、
本当に助かった。
ただ、いつまで続くか分からないことに、
不安と嫌気がさす。

夕方、母と息子が会いに来てくれた。
廊下の端で私の姿を見つけると、
半泣きの顔で走り出し、
ギュッと抱きついてくれた。
母は、「寝る前にお母さんと泣いたけど、お母さんは病院で頑張ってるよと伝えると我慢して寝たよ」と話した。
この子なりに泣かずに泣き言を言わずに
我慢してくれていたのかと思うと、
とても辛くなった。