昔、私はゴキブリが全然嫌いではありませんでした
6本足の小さな虫ってとこでは他の昆虫と変わらないのに
異常に嫌われているゴキブリが可哀想でした
同情の気持ちすらありました
でも、怖い気持ち悪いという言葉と気持ちを聞くうちに
私もいつしかゴキブリが恐くなりました
昔、私は特に太ってもおらず普通の顔をした女の子でした
マイペースでどんくさくてちょっとだけ標準よりは丸めだったので
クラスの男の子は私をデブだチビだとけなして蹴りました
醜いのだという言葉と行動を見るうちに
私はいつしかただのデブになりました
昔、私は特に歌がうまくもなくただ音楽が好きで音感がいいだけでした
でも音が取れるからなのかなんなのか
周りは歌がうまいと褒めてくれました
歌が上手いという言葉と反応を知るうちに
私はいつしか、昔よりは歌が上手く歌えるようになりました
私はあなたに、すれ違う人に、大切な人に
どんな言葉を
どんな気持ちを
どんな行動を
どんな反応を
あげればいいですか。
こわがりな口癖を 叱ってよ 怒ってよ
怯えて泣くから その後に ばかみたいって抱きしめて。
あなたが言う ほんとうのこと あたしは全部知ってるのよ
逃げ出すのも億劫なくらい あなたのことがスキなんだよ
ほんとうだよ
現実に気づくのも制御して怒ってよ
怯えて泣くから その後は なにもなかったようにして。
あたしなんか あなた以外は抱きしめてくれやしないこと
教えられて気づけたんです だからどうか離れないで
離れないよ
拒絶する身体すら奪ってよ 怒ってよ
怯えて泣いたら その後は 優しくぎゅーっと抱きしめて。
目がくらむ精神を奪ってよ 笑ってよ
怯えて泣くから その後は お前だけって抱きしめて。
逃避する回路すら潰してよ なぐってよ
あなたにべっとり囚われて それすら愛だとすり込んで。
怯えて泣いたら 怒鳴ってよ なにもわからなくして欲しい。
怯えて泣くから その後に ばかみたいって抱きしめて。
あなたが言う ほんとうのこと あたしは全部知ってるのよ
逃げ出すのも億劫なくらい あなたのことがスキなんだよ
ほんとうだよ
現実に気づくのも制御して怒ってよ
怯えて泣くから その後は なにもなかったようにして。
あたしなんか あなた以外は抱きしめてくれやしないこと
教えられて気づけたんです だからどうか離れないで
離れないよ
拒絶する身体すら奪ってよ 怒ってよ
怯えて泣いたら その後は 優しくぎゅーっと抱きしめて。
目がくらむ精神を奪ってよ 笑ってよ
怯えて泣くから その後は お前だけって抱きしめて。
逃避する回路すら潰してよ なぐってよ
あなたにべっとり囚われて それすら愛だとすり込んで。
怯えて泣いたら 怒鳴ってよ なにもわからなくして欲しい。
ちぎって、並べて、あしあと辿って
僕ら 冷たい夜風の歌が染み渡る草原をゆく
転んで、悔やんで、涙を握って
誰か 尊い人が待ってる彼方へと土踏んでゆく
待ちくたびれた旅人が、ルビーの破片を撒き散らかしてやけっぱち まるで
持ってけドロボー そんなもん
僕にはわかる
誰より優しい悪魔のようなその心
拾って、集めて、ポケットにつめて
僕ら ふたたび 夜風の歌が染み渡る草原をゆく
崩れて、こわれて、涙で繋いで
淡く 尊い人が待ってるどこかへと 草踏んでゆく
僕ら 冷たい夜風の歌が染み渡る草原をゆく
転んで、悔やんで、涙を握って
誰か 尊い人が待ってる彼方へと土踏んでゆく
待ちくたびれた旅人が、ルビーの破片を撒き散らかしてやけっぱち まるで
持ってけドロボー そんなもん
僕にはわかる
誰より優しい悪魔のようなその心
拾って、集めて、ポケットにつめて
僕ら ふたたび 夜風の歌が染み渡る草原をゆく
崩れて、こわれて、涙で繋いで
淡く 尊い人が待ってるどこかへと 草踏んでゆく