今日は赤裸々に母とのことを…。
「こんなん書いたら、メイクアドバイザーとしてのイメージどうよ~」と思ったりもしましたが、私のブログなので好きに書きますー。
あ、先に言っておきますが、「今では母に感謝してます~」とかいうオチは今のところ用意していません。
(昨年母とイタリアに行ったときの写真。ベネチアです)
先日、あじろゆき先生の鑑定を受けました。
その時に私が自分の常識で物事を話すとですね、(例えば「親はこうすべきなのにしてくれなかった。旦那がこれをしないのはこうではないからだ」とかいう類の話)、先生から
「誰がそんなん決めたんや?
それは誰の常識や?
どこでそれが普通やと思った?」
とその都度聞かれました。
「夫婦仲良く会話?そんなんドラマの見過ぎや~!! 福山雅治が家でペラペラ話すと思うか?あの人家では喋らんでー!!」と言われたり(笑)
いつしか占いの様なカウンセリングの様な感じに…
「私昔からリズム感なくて~」と話すと、「誰にリズム感ないって言われた?」と。
私「う~ん…母かな?」
先生「お母さんは踊れるんかいな」
私「いや、母も踊りや歌が苦手です」
先生「(笑)」
私「うちの家系は音痴の家系やから、あんたもあかんなって言われてきました」
先生「あ~あ」
その時、「私、この歳になっても母の常識で生きてるわ」って気づいたんです。
母の常識というか、母からの擦りこみ?ですね。
私の両親は私が小学5年生、弟が3歳の時に離婚しています。
両親が会話をしていると、いつ勃発するかしれないケンカに、ビクビクしていました。
ビクビクしていた…というか、完全に感情を閉じてましたね、今思うと。
だって子供の頃の記憶、あんまりないですもん。
離婚後も、母はいつもピリピリしていて、事あるごとに怒られていました。
(別に虐待を受けたというわけではありません)
その頃の私は、内向的で、可憐で繊細な(笑)、おとなしい小学生でした。
なので怒られても、
言い返すでもなく、
弁解するでもなく、
泣きわめくでもなく、
開き直るでもなく、
おどけてみるでもなく、
機嫌を取るでもなく、
謝るでもなく(笑)、
ただただ、ふてくされて時間が過ぎるのを待っていました。
- 何かお手伝いをしても褒められるわけでもない…
- 良い点数を取った教科があっても、悪い方を指摘される…
- 私には可愛いと言わないのに、家に連れてきた友達のことは褒める…
- 「あの人があんたのことこんな風(悪いこと)に言ってたで」とか、いちいち言わなくていいことを言う…
- 気に入らないことがあると「お父さんにそっくりや」と言う…(父からは反対のことを言われる)
- 私はご飯を残したら怒られていたのに、弟はOK(笑)
あー挙げたらキリがない(笑) 掘り出したらまだまだあるー!!
(記憶ないと言いながら、結構覚えてる…)
結局、拗ねてふくれて、子供らしく無邪気に暮らせてなかったんですよねぇ。
もちろん甘えた記憶もなし。
怒られる→拗ねる→可愛くないから怒られる→拗ねる…の繰り返しだったかな…
こういう蓄積で、母への恨みつらみは膨らんでいきましたね。
20歳で実家を出てしばらくした頃、母からの愚痴の電話にキレたことがありました。
「私はあなたに甘えさせてもらったことはないのに、なんであなたは甘えて、あれしてくれ、これしてくれ、って自分の要求ばっかりしてくるねん!不愉快や!」
と、こんな内容のことを言いましたね。
後日、「ほんまにごめんね。あんたが1年生くらいの時に戻ってやり直したいわ」と言っていましたけど…
本人いわく、私に良くなってほしいと思って、色々私にとってはイヤなことを言っていたらしいです。
「あんたほんまアホやなー!!
私は褒められて伸びるタイプや!!」
って今なら言えます(笑)
そんな母の常識はといえば…
(中には、何じゃそりゃみたいなのもあるので、落ち着いて読んでください)
◎人の前を歩く時はさっさと歩け。
(子供の頃から母の前を歩くと必ず言われてました。)
◎朝からパチンコ屋に並んでる人間はろくでもない。
◎軽自動車は税金安いから、高速道路走る時は遠慮して走れ。
(初めて聞いた時は耳を疑いました…)
◎我が家は身内との縁が薄い。
◎洗顔後は顔がパリパリになるから、早く何か塗らなくてはならない。
(1日位何も塗らなくてもいいや~というゆとりがない)
◎うちの家系はリズム感ゼロ。
(絶対人前で歌ったり踊ったりしない)
◎駐車場に停める時は、建物の入口に近くなくてはならない。
(停めようとしてるのに、あっちが空いた!と移動させます。めんどくさい…)
◎人のことを褒めたら損する。
(と思ってるとしか思えない。けなすのめっちゃ得意)
◎世の中は甘くなくて優しくない。
◎お金がない。
(無い無いというわりに、海外旅行によく行ってます…。来年秋からは3ヶ月間の船旅らしいです…)
◎男は頭悪いくせに偉そうにしたがる気持ち悪い生き物。
◎マナーの悪い人間は悪。 特に子供の躾が悪い親。
これは私特に影響受けています。
友人でも、躾悪いなと思うとちょっと距離をおいてしまいます。
・騒いではいけないところで騒がせても平気。
・親が自分のことに集中したいが為に、してはいけないところでゲームをさせる。
・土足で上がってはいけないところに上がってても知らん顔。
こういう人に限って、「情操教育が大事~」と言っていて正直ひきます。
…って愚痴になっちゃいましたけど。
まー、長年一緒に暮らす人、しかも親ですよ。
すべてではありませんが、影響受けても仕方ないですよね。
たぶんこんな縛りを持っていて、しんどいのは母本人じゃないのかな。と思ったりもします。
今でも恨みは完全に消えることはなく、感謝も出たり出なかったりです。
去年くらいかなぁ…
お昼御飯を一緒に食べてる時、母の発言にムカムカし始めて、レストランで怒鳴り合いになりました(笑)
その後駅まで送ってくれる車の中で「すみませんでした」と謝られたけど、車を降りる時、母に、
「このクソババァが!!!!!」
と怒鳴ってドアを閉めました(笑)
あ~イメージが~ まーいっか。
阪急西院近くで、この怒声を聞いた方、私です(笑)
でも私、今まで母にババァとか言ったことが一度もなくて、手を出したことも一度もありません。
友達に聞くと、思春期に取っ組み合いのケンカをしたとか聞くんですけどね…
アラフォーになって、初めてのクソババァです(笑)
でも言った後、すごいスッキリしました。
ただの怒りの発散が出来たというスッキリ感と、
私言えるやーんって言うスッキリ感、
人生初親にクソババァ言うたったー!!
っていう色んなスッキリ感でした。
話は戻りますが、ゆき先生からは「もっと自分自身の声を聞きなさい」と言われました。
たぶん私は、自分の感情、気持ちを抑えこんで生きてきたんだと思います。
すぐには難しいかもしれないけど、母の常識を取っ払って、自分の声を聞くことを続けていけば、何か開けそうな気がします。
何事も継続が大事!ってことで、このへんで…(笑)
これ、私が好きなゆき先生の投稿
そんなに綺麗なのに彼氏に家賃くらい出してもらったらあかんの?
良かったら読んでみてください。