母の常識で生きている私 | 40代からのナチュラルメイクレッスン 大阪・北摂

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「元から美人」だと思わせる、40、50代向けナチュラルメイクのレッスンをしています。

今日は赤裸々に母とのことを…。

 

「こんなん書いたら、メイクアドバイザーとしてのイメージどうよ~」と思ったりもしましたが、私のブログなので好きに書きますー。

 

あ、先に言っておきますが、「今では母に感謝してます~」とかいうオチは今のところ用意していません。

 

(昨年母とイタリアに行ったときの写真。ベネチアです)

 

先日、あじろゆき先生の鑑定を受けました。

 

その時に私が自分の常識で物事を話すとですね、(例えば「親はこうすべきなのにしてくれなかった。旦那がこれをしないのはこうではないからだ」とかいう類の話)、先生から

「誰がそんなん決めたんや?

それは誰の常識や?

どこでそれが普通やと思った?」

とその都度聞かれました。

 

「夫婦仲良く会話?そんなんドラマの見過ぎや~!! 福山雅治が家でペラペラ話すと思うか?あの人家では喋らんでー!!」と言われたり(笑)

 

いつしか占いの様なカウンセリングの様な感じに…

 

「私昔からリズム感なくて~」と話すと、「誰にリズム感ないって言われた?」と。

 

私「う~ん…母かな?」

先生「お母さんは踊れるんかいな」

私「いや、母も踊りや歌が苦手です」

先生「(笑)」

私「うちの家系は音痴の家系やから、あんたもあかんなって言われてきました」

先生「あ~あ」

 

その時、「私、この歳になっても母の常識で生きてるわ」って気づいたんです。

 

母の常識というか、母からの擦りこみ?ですね。

 

 

私の両親は私が小学5年生、弟が3歳の時に離婚しています。

 

両親が会話をしていると、いつ勃発するかしれないケンカに、ビクビクしていました。

 

ビクビクしていた…というか、完全に感情を閉じてましたね、今思うと。

 

だって子供の頃の記憶、あんまりないですもん。

 

 

離婚後も、母はいつもピリピリしていて、事あるごとに怒られていました。

(別に虐待を受けたというわけではありません)

 

その頃の私は、内向的で、可憐で繊細な(笑)、おとなしい小学生でした。

 

なので怒られても、

言い返すでもなく、

弁解するでもなく、

泣きわめくでもなく、

開き直るでもなく、

おどけてみるでもなく、

機嫌を取るでもなく、

謝るでもなく(笑)、

 

ただただ、ふてくされて時間が過ぎるのを待っていました。

 

  • 何かお手伝いをしても褒められるわけでもない…
  • 良い点数を取った教科があっても、悪い方を指摘される…
  • 私には可愛いと言わないのに、家に連れてきた友達のことは褒める…
  • 「あの人があんたのことこんな風(悪いこと)に言ってたで」とか、いちいち言わなくていいことを言う…
  • 気に入らないことがあると「お父さんにそっくりや」と言う…(父からは反対のことを言われる)
  • 私はご飯を残したら怒られていたのに、弟はOK(笑)

 

あー挙げたらキリがない(笑) 掘り出したらまだまだあるー!!

(記憶ないと言いながら、結構覚えてる…)

 

結局、拗ねてふくれて、子供らしく無邪気に暮らせてなかったんですよねぇ。

もちろん甘えた記憶もなし。

 

怒られる→拗ねる→可愛くないから怒られる→拗ねる…の繰り返しだったかな…

 

 

こういう蓄積で、母への恨みつらみは膨らんでいきましたね。

 

 

 

 

20歳で実家を出てしばらくした頃、母からの愚痴の電話にキレたことがありました。

 

「私はあなたに甘えさせてもらったことはないのに、なんであなたは甘えて、あれしてくれ、これしてくれ、って自分の要求ばっかりしてくるねん!不愉快や!」

 

と、こんな内容のことを言いましたね。

 

 

後日、「ほんまにごめんね。あんたが1年生くらいの時に戻ってやり直したいわ」と言っていましたけど…

 

本人いわく、私に良くなってほしいと思って、色々私にとってはイヤなことを言っていたらしいです。

 

「あんたほんまアホやなー!!

私は褒められて伸びるタイプや!!」

って今なら言えます(笑)

 

 

 

そんな母の常識はといえば…

(中には、何じゃそりゃみたいなのもあるので、落ち着いて読んでください)

 

◎人の前を歩く時はさっさと歩け。

(子供の頃から母の前を歩くと必ず言われてました。)

 

◎朝からパチンコ屋に並んでる人間はろくでもない。

 

◎軽自動車は税金安いから、高速道路走る時は遠慮して走れ。

(初めて聞いた時は耳を疑いました…)

 

◎我が家は身内との縁が薄い。

 

◎洗顔後は顔がパリパリになるから、早く何か塗らなくてはならない。

(1日位何も塗らなくてもいいや~というゆとりがない)

 

◎うちの家系はリズム感ゼロ。

(絶対人前で歌ったり踊ったりしない)

 

◎駐車場に停める時は、建物の入口に近くなくてはならない。

(停めようとしてるのに、あっちが空いた!と移動させます。めんどくさい…)

 

◎人のことを褒めたら損する。

(と思ってるとしか思えない。けなすのめっちゃ得意)

 

◎世の中は甘くなくて優しくない。

 

◎お金がない。

(無い無いというわりに、海外旅行によく行ってます…。来年秋からは3ヶ月間の船旅らしいです…)

 

◎男は頭悪いくせに偉そうにしたがる気持ち悪い生き物。

 

◎マナーの悪い人間は悪。  特に子供の躾が悪い親。

 これは私特に影響受けています。

 友人でも、躾悪いなと思うとちょっと距離をおいてしまいます。

・騒いではいけないところで騒がせても平気。

・親が自分のことに集中したいが為に、してはいけないところでゲームをさせる。

・土足で上がってはいけないところに上がってても知らん顔。

こういう人に限って、「情操教育が大事~」と言っていて正直ひきます。

…って愚痴になっちゃいましたけど。

 

 

まー、長年一緒に暮らす人、しかも親ですよ。

 

すべてではありませんが、影響受けても仕方ないですよね。

 

たぶんこんな縛りを持っていて、しんどいのは母本人じゃないのかな。と思ったりもします。

 

今でも恨みは完全に消えることはなく、感謝も出たり出なかったりです。

 

 

去年くらいかなぁ…

 

お昼御飯を一緒に食べてる時、母の発言にムカムカし始めて、レストランで怒鳴り合いになりました(笑)

 

その後駅まで送ってくれる車の中で「すみませんでした」と謝られたけど、車を降りる時、母に、

「このクソババァが!!!!!」

と怒鳴ってドアを閉めました(笑)

 

 

あ~イメージが~ まーいっか。

 

阪急西院近くで、この怒声を聞いた方、私です(笑)

 

 

でも私、今まで母にババァとか言ったことが一度もなくて、手を出したことも一度もありません。

 

友達に聞くと、思春期に取っ組み合いのケンカをしたとか聞くんですけどね…

 

アラフォーになって、初めてのクソババァです(笑)

 

 

でも言った後、すごいスッキリしました。

 

ただの怒りの発散が出来たというスッキリ感と、

私言えるやーんって言うスッキリ感、

人生初親にクソババァ言うたったー!!

っていう色んなスッキリ感でした。

 

 

話は戻りますが、ゆき先生からは「もっと自分自身の声を聞きなさい」と言われました。

 

たぶん私は、自分の感情、気持ちを抑えこんで生きてきたんだと思います。

 

すぐには難しいかもしれないけど、母の常識を取っ払って、自分の声を聞くことを続けていけば、何か開けそうな気がします。

 

 

何事も継続が大事!ってことで、このへんで…(笑)

 

 

これ、私が好きなゆき先生の投稿

そんなに綺麗なのに彼氏に家賃くらい出してもらったらあかんの?

 

良かったら読んでみてください。