PHP文庫から出ている「定年上手」という本を読みました。


弁護士で福祉活動家の堀田力さんと作家の森村誠一さんの共著です。

定年後の生活についてテーマを決めてお二人が掛け合いの形でショートエッセイを交互に綴っておられます。


選ばれたテーマは:

  1.社会との関わりをどう発見していくか

  2.仕事以外の人生テーマの見つけ方

  3.時間割のない時間をどう使うか

  4.お金の考え方・つきあい方

  5.夫婦の良き関係を築くポイント

  6.健康維持のために気をつけたいこと


定年後最も気になる話題について、お二人の考えが明快に書かれており大変参考になります。


お二人とも既に70代半ばを過ぎておられますが、人生に真正面から立ち向かってこられた人の洞察や知恵は流石に深いなと思いました。


本のタイトルは「定年上手」ですが若い方が読まれても生き方についてきっと多くの示唆が得られることと思います。


私は以前から堀田力さんの潔い生き方が好きで、数か月前にたまたま名古屋であった講演を聞きに行きました。


講演の最後に司会者が堀田さんに「幸福な人生とは?」と質問しました。

それに対して堀田さんは次のような主旨のお答えをされたように記憶しています。


  幸福な人生であったかどうかは自分が死ぬときに決まる。

  どれだけの人の役に立ってきたか、

  自分が作り出した笑顔の数で決まる。


肝に銘じて日々過ごしたいと思います。