釜焼きパン工房 「ゼルコバ」 | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

暮らしと生活用品
¥838
株式会社 ビーケーワン

この雑誌で紹介されている、立川の「ゼルコバ」というパン屋さん。

この雑誌で知って以来、一年越しでずっと行ってみたいと思ってたのです。


釜焼きパン工房 ゼルコバ

東京都立川市西砂町5-6-2

TEL:042-531-2392

営業時間 10時~17時(火、水休)


念願叶って、本日はるばる立川市の西砂町までサイクリングで行ってきました。

立川は国立の隣だけど、西砂町というのはかなり遠い。

横田基地があるほうなのです。


ゼルコバに向かう途中の並木道も、ほんとうに気持ちがいい。

風に揺れる木の葉が、陽の光に照らされて、キラキラ輝くようでした。


1

1時間ほど自転車を走らせ、ようやく目的地である「ゼルコバ」に到着。

一見、普通の農家なのだけど、こんな可愛い看板が・・・。


2

自転車を止め、お店へと続く門をくぐる。緑あふれる細い小道を進む。


3

あたりはすごく静かなのに、お店の外のテラス席や、店内は多くのお客さんで賑わっていてびっくり。

近所の人っぽかったり、わざわざ遠くから来ている感じの人っぽかったり・・・。色んな種類のお客さんが、思い思いにくつろいでいました。


4

農家の納屋だったところを改装し、パン工房 兼 カフェとなっている、このお店。

内装の素敵さにタコシ君とふたり、目を見張る。

あまりの素敵さと、私のやりたい感じの雰囲気を全て実現されちゃっている悔しさで、「は~」「ふ~」と溜め息が止まらない。


5

店内で、りんごのパン、チーズのパン、チーズカリカリスティックなどを、アイスコーヒーとともにいただく。


店内には本棚があり、色んな雑誌や本が並んでいる。

皆、その本棚と自分の席を行ったり来たりしながら、読書と食事を楽しんでいる様子。


私らの隣に座っていたカップルも、向き合って二人静かに雑誌を読んだり、なにかメモしたりしていた。そういう静かな光景と、モチモチ歯ごたえのある味わい深いパンに、再び溜め息。


タコシ君は終始悔しがっている私を見て笑うばかり。「いやあ、その気持ちわかるよ」とか言いながら。


小一時間、ゼルコバにて休息し、

たくさんの「いい刺激」と「やる気」をお土産に、帰り道は追い風スイスイで帰ってきました。


「場所の力」って凄い!!今日そのことを改めて感じた。

そこへ居るだけで、自分と周りが調和するような、そんな場所の力。

そういう場所からしか、決してもらえない元気というのがある。


「ゼルコバ」は、そういうパワーを場所全体で、サービス全体で、味全体で、表現している感じ。


絶対に、また行きます。

誰かを連れて行きます。


私の30年人生のなかで、もしかしたらナンバー1のお店となったかも。