これはちょっとした自慢なのだけど、我が家の植物は本当にどれもこれも生き生きと育ってくれている。
私が一人暮らしを始めた時に記念に買ったアジアンタムだって、今でも我が家の台所で堂々としているし、北向きの場所に置いてある植物だって決して枯れないでくれている。
特別な世話をしているわけじゃないのだけど、とにかくいつも気にして見てあげるようにしている。元気をなくして葉っぱが垂れ下がっていないかとか、枯れた葉っぱがないかとか、土の表面が乾き過ぎていないかとか・・・そんなことを。
そういう私の目線を意識しているのか、それに応えようとしてくれているのか。うちにある植物たちは、大事な家族の一員として我が家を盛り上げてくれている。
こういう時いつも生きているものの不思議を感じる。人間同士にも言えることだけど、気にされて嬉しくない生き物はない。気にかけてもらうと、それに応えたくなる。それが自然なこと。
女性なら好きな人から気にされて、見つめられているとどんどん綺麗になってくと言うし。そういう相互作用が植物との関係にも、どうやら存在するようだ。
近所の花屋さんで、いつも通っては気になっていたヒヤシンスの球根が植わった鉢を今日タコシ君に買ってもらった。
器の感じも気に入っていたし、一度ヒヤシンスを球根から育ててみたかったのだ。時期が来れば、薄紫色のヒヤシンスの花が咲く。本当に今から楽しみ。
