沖縄の風 | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

会社の帰りに偶然、駅でタコシ君と出会う。会社帰りに会うなんて、何だか新鮮。


そのまま二人で自転車を走らせ、ご飯を食べに行くことに。

前から気になっていた商店街の中にある「石垣島ラーメン」へ。


ガラガラとドアをあけた瞬間、おじさんとおばさんが「いらっしゃ~い」「こんばんは~」と、のんびりモードでお出迎え。でも、店内は結構お客さんで賑わっている。

お店に入った途端に「間違いない!このお店はいいお店だ」って思いました。何だろう、あのお店に流れる雰囲気。何年か前に沖縄を旅した時のことを思い出した。

あの店には、まさに沖縄の時間、沖縄の風が流れている。心地よい雰囲気に包まれ、石垣島塩ラーメンと餃子を食す。う~ん、美味しかったです。あっさりしているのに、しっかりとした旨味があるラーメンでありました。


お店のおじさんとおばさんは、きっとご夫婦なんだけれど、敬語を使って丁寧に喋り合っている。「~ですかあ」「~ですよお」みたいな。

そして、常連らしきお客さんがお店に来ると、これまた柔らかい声で「おかえりなさ~い」とかって言ってる。

沖縄のオジイとオバアだ。

常連のお客さんにとっては、「ただいま」の場所なんだろうな。


「このお店はいいよ!」とタコシ君も言ってました。気に入ったご様子。

ラーメンなどの他にも、色々な定食もあるので、これからご飯を作りたくない日はここへ度々来ることになるだろう。

近所にいいお店を見つけて、嬉しいというよりは、どこか一安心。いい金曜日の夜でした。