高校の入学式はまだ先のtango、
中学の部室に譜面台を置きっぱなしだったといって
中学のジャージを着てさっき取りに行った。。。
話は戻るが、
3月末のtangoたちの吹奏楽部定演の話。
秋から仮引退していた3年生が
2月半ばの入試を終えて復帰し、
そこから1ヶ月半で定期演奏会本番となるのだが、
その短い準備期間にも拘わらず
3部構成のうちの2部で
今回は生徒中心にウエストサイド物語の
ミュージカルをやることになった。
実は、去年の春にウエストサイドの映画の
再放送を見たtangoが、引きこもる以前に
ちらっと口走ったのが支持されて採用されたらしい。
だが、2年前までやっていたミュージカルは
キャストとしてOBOGが大いにサポートし、
構成も講師の先生が楽譜をアレンジしてくれていたのに対し
今回は生徒だけでチャレンジするという。
(去年の2部はほぼ演奏とちょっとしたダンスのみだった)
もう、メドレーの演奏だけでも、
有名なシーンだけ、さわりでも
いいのではと思っていたら、
演出担当の女子がとっても張り切って、
20分ほどのミュージカルにまとめてくれたという。
そして、キャストとして絶対的に男子が不足しているとのことで
休みがちなtangoが主人公マリアの兄ベルナルドに
なってしまった。
キャストとして舞台の手前で踊ったり喋ったりする
10人くらいは、部活終了後にマンションの集会室で
しょっちゅう遅くまで練習していて、
疲れた~と言いながら帰ってくる日が続いていた。
演奏会が近づいても、曲のどこをカットするのか配られていないとか、
演奏する子たちがマイクを回しながらセリフを喋るだとか
不安になる情報ばかりが伝わってきていたが
前日のリハーサルを見て、驚いた。
超短縮バージョンながら、ちゃんと
踊って喋って歌って(口パクで、舞台袖で他の子がマイクでアテレコ)、
ちゃんとミュージカルに仕上がっているではないか。
OBOGが入っていた時にと比べてしまえば
素人感あふれているものの、
中学生が作っているとは思えないクオリティー。
tangoはといえば、ダンスなんて
ラジオ体操くらいしか出来ないと思っていたら
ダンス経験のある子が監修した
やたらテンポ速くかっこいい振付に
ちょっと遅れながら何とかついていっていて、
有名な十字架ポーズも何とかサマにはなっている。
いやあよくここまで頑張った、というのが正直なところ。
演奏会当日、
祖父母4人に私の叔父叔母まで見に来てくれて、
皆さんに本当に感謝。
開演前の、ロビーコンサートも
クラシック中心の1部も、
サックスのソロを吹かせてもらった
ポップス中心の3部も真面目にやっていたが、
何よりも本人一番頑張ったのが
楽器の演奏よりも2部のダンスだっただろう。
決闘相手のリフをベルナルドが殺し、
マリアの恋人トニーにベルナルドも殺され、
出番は無事終了。
このリフとベルナルド、二年前は
ライオンキングでレイヨウという動物を
一緒に端っこでやっていた間柄。
進化したものだ。
定演当日は、夜一瞬帰宅したのち
すきやに男子部員たちと出かけ、
翌日はサックスパート3学年12人全員で
2年生のお母さんが役員さんという子の家で
夕食をご馳走になり、
そのまた翌日は学校で、部活全体のお別れ会。
更にまた、3年生部員みんなでお好み焼き屋に行ったり、
あ、それから遡って
卒業式当日にクラスでの打ち上げで
食べ放題に行ったのもあった。
終わってみんなが最寄り駅に戻って
他のクラスと合流する中、
男子4人くらいで一駅歩いて、
さらにその後ずっと道端で喋って。
部室の片づけに行った日も、
帰り際に3~7時くらいまで道端の階段で喋って。
とにかく春休みはよく友だちと集まっていた。
数か月前の引きこもり生活を思えば
本当に感慨深いが、
正直なところ、一番感極まったのは、
リハーサルを見に行って、みんなの中に
我が子が混ざって演奏している姿を実際に目にした時。
吹奏楽というジャンルは邪道だの好きじゃないだのと言ってはいるが
仲間たちが待っていて受け入れてくれたことが
親としては本当に有難いと思った。
夏に、コンクールの練習を我が子がいないまま見に行った時は、
我が子以外のみんなが頑張っている姿に、
応援する気持ちと羨ましさややるせない気持ちも湧いてきて、
そんな自分にまた嫌気が刺したりした。
先日、やはり引きこもりからフリースクールに脱した
一学年下の吹奏楽部男子ママと話したときに、
全く同じことを言っていて、
この感情は経験しないとわかんないよね、と言い合ったのだった。
間違いなく大きな意味のある特別な体験をした中学校生活、
いろいろな意味で、お疲れ様、頑張ったね、と思うばかりである。