すでに9月も半ば。鮎釣りに行こうか、最終の渓流釣りに行くか、それとも山を見に行くか・・・
毎年の様にこの時期になると悩むのだが、気になる事があって、久しぶりに僕が渓流釣りを始めるきっかけになった場所へと、ブラリと行く事にした。
高速を走らせる事約3時間。やっと入り口に到着!!しかし、ここの入り口から山を何個も超えなければならない。
林道に入ってすぐに携帯電話は圏外に。これは昔と変わらずだった!!
なんとも懐かしい風景を眺めながら、アップダウンを繰り返しながらグングンと標高を上げていく。
1000mを超えた頃に視界が開け、今度は一気に降っていくと、昔と変わらない流れが目に飛び込んできた!!
昔は踏むほどに岩魚がいたのだが、魚の数だけは激減していた。どこを除いても魚が見えないのである。
昔は一つの小場所でも驚く程の数の岩魚が飛び出てきたのに・・・
山を歩き、良いものは無いかと散策しているとミズ(ウワバミソウ)を見つけ、少し刈り取って今晩の一品に!!
お浸しに炒め物、何にしようか。赤玉の出来た頃のミズが好きで、昔はよく採ってました。
日当たりの良い所まで出て空を見上げればサルナシが!!
一つ手に取ってみると食べ頃を迎えてます。今晩のデザートもできてしまった!!
昔は人も全くおらず、岩魚と山菜の楽園でしたが、ネットで広がったのか、今では乱獲、心無い人の伐採で本当に何もかもが少なくなってしまいました。
釣り人が川に降りるために、この近くではサルナシに、何本もの木が切られて道が作られていました。
春からは多くの業者が山菜を根こそぎ採りに来る様になり、出来るものも出来なくなりました。
一見、昔と何も変わらない風景でも、掘り下げてみてみると、全く違った場所になってしまった様に思えます。
ヤマブドウも、山の者が食べ切れない程にあったのだが、いまではこれも根こそぎ業者が来て採って行くとの事です。
そりゃ山の物まで根刮ぎやられたら、山の者が田畑に出てきて当然だと思いませんか??
本当の害獣は、人の事を言うのかもしれません。
山の花は小さくても、素晴らしい色と容姿で楽しませてくれます。
《ショウゲンジタケ》
今年の秋も山は僕達に恵みを与えてくれそぉで
す。
キノコと赤玉の出来たミズ、山の中は秋の準備が着々と進んでいました。
来週はもっと山の中は賑わいを見せ、楽しませてくれる事は間違い無いのですが、鮎釣りも行きたいし・・・
今週は皆さんより一足早く、秋を満喫する事ができました
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