13日、ドッグレスキューの保護犬ヤクが亡くなりました。

写真は11月初めころに、プティさん宅にお泊まりしたときのもの。この時は、しっかり立ててご飯も食べれていたそうです。

このヤク、保健所からの保護犬です。
高齢の飼い主さんが亡くなったからと、保健所に持ち込まれたらしいです。


ところで保健所がなぜ犬を捕獲し殺処分するか、考えたことありますか?

もともと保健所は、その名の通り『人間の健康を保つ』ための機関です。
その機関がなぜ犬を処分するのでしょうか。

答えは、『人間への狂犬病感染を防ぐため』です。

飼い犬には狂犬病の予防接種を徹底し、
飼い主のいない犬は殺処分することで、
私たち日本人は狂犬病感染の脅威から逃れてきたわけです。


ヤクじいちゃんは、飼い犬として16歳までを過ごし、飼い主が先に亡くなったというだけの理由で、本人(本犬)には何の非もないのに危うく殺処分されるところでした。

これって、あまりに人間の身勝手な話ではないでしょうか。


残念ながら保護してから数ヵ月で虹の橋へ行ってしまいましたが、
天命を全うして亡くなるのと、
人間の身勝手な理由で殺されるのとでは、
全然ちがうと思います。

ヤク、
ほんの数ヵ月でも保護犬になれて良かったね。
暖かい家の中で最期を過ごせて良かったね。
ヤクを迷わず引き取ってくれた代表に、ありがとうだね。
お空で元の飼い主さんと楽しく過ごしてね。




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