久しぶりに京しば漬を仕込みました。 | 自然派で行こう♪

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釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。

 



今年は久々に京しば漬けを作りました。

 

しば漬けといえば、スーパーで売られているナス、きゅうり、ミョウガ、生姜などが入っている物を思い出しますが、

 

本来のしば漬けはナスと赤じそと塩のみ。

 

今までにも何度か作りましたけど、いつも少量でした。

 

あっという間になくなるので、今年は多めに作ってみようと思います。

 

とはいえ、ナスは3株しか植えていないのでそんなにたくさん一度に収穫できません。

 

という事で、今までのように無肥料栽培とか自然農とかではなく、肥料を使って栽培しました。

 

株間を1.5mくらいとって、株間に鶏糞7.5kgを2ヶ所にツボ施肥。

そうする事で少しは一度に多く収穫できるかな〜?


▼中にはホコリダニにやられているものもありますけど、さほど問題ないでしょう。

 

梅雨の長雨でナスの肥大も順調です。

 

▼赤じそもそれなりにできてきました。

 

トマトの株間に植えているので施肥はほぼなし。


▼株ごと収穫しました。

 

洗って汚れを落とし、1枚1枚水分を拭き取りながらチェック。


▼ナスは7〜8mm幅に切って赤じそと塩を混ぜ込みます。

 

塩分は4%にしてみました。

塩は沖縄の「青い海」という海水塩です。


▼ナスのタネが硬くなっているとアウトです。

 

食べる時にタネが口に当たります。

 

一般的な家庭の包丁でこんな感じにタネが難なくキレるくらいなら問題ありません。


▼最後に赤紫蘇で蓋をします。


ここまでくればあとは楽チン。



▼この状態で重石をして半日足らず。

 

上がってきた水分はナスの灰汁。


▼それは捨てます。


随分と嵩が減ったので、小さな樽に移し替えます。
 

上に乗せた赤紫蘇はまた蓋にするので別容器に取り置きします。


▼2斗樽から1斗樽に移し替えます。

 

赤じそとナスを別の樽に移しました。


▼それから赤紫蘇で蓋をしました。

 

今回つけた量はナスが5.5kg。

赤じそは計っていませんが、6株分。


▼重石をして3ヶ月くらい放置。

 

その時に産膜酵母ができていたらしば漬けに触れないように救いとると問題ないです。

 

上の方のしば漬けは漬物屋さんでは捨てているようです。

以上、京都大原の漬物屋さんに教わったしば漬けの作り方でした。

これで新米を食べると最高なんですね〜〜♪

もちろん、手前味噌も一緒に。^^



▼おっちゃん、やっと部屋から出てきたか?

 

大ちゃんはこの部屋立ち入り禁止だからね!

絶対入ったらダメよ〜〜!