3年ぶりにトマトの栽培をします。
昨年は青枯病対策の「L-ヒスチジン」の濃度を間違え、苗がダメになってしまい、栽培不可能に・・・
薄める濃度がはっきりしていれば何も問題は起こらなかったのでしょうけど、トマトに限らず、品種によってそれは様々。
それは施肥量にも関係して来ます。
まずは尻腐れ病予防に牡蠣殻石灰を散布。
トマトの品種により、尻腐れ病に成りやすい品種と、なりにくい品種があるように経験上感じます。
僕が育てたトマトで一番尻腐れ病に成りやすかったのはイタリアントマトの「サンマルツァーノ」です。
https://ameblo.jp/mocki/entry-10614188485.html
尻腐れ病にかかると見た目だけでなく美味しさも台無しになります。
▼植え付け前にまずは摘果します。
1株30円で販売されていた売れ残った苗ですので、花どころか、トマトが実っています。
こういうのは摘果しないと株が育ちません。
トマトはサターンという品種。
接ぎ木ではなく、自根の苗です。
今の今までナス科作物を作っていないこの圃場ですからまずは自根の苗での栽培。
食通の人に言わせれば接ぎ木苗よりも自根苗の方が美味しいそうです。
僕はトマトはそう感じますが、きゅうりではあまり区別がつかないのです。^^;
舌が鈍感なのでしょうか?
▼元肥は魚骨入りの発酵油粕。
30年前の井原豊さんの著書にはできる限り樹勢の弱い・・・というか、「吸肥力の弱い品種を選んで割肥にする。」
そう書かれていました。
しかし、大抵のトマトは吸肥力が強く、元肥はできるだけ控えめにするようにしました。
▼自家製の無農薬自然栽培のつや姫の米ぬか1kgあるかないかくらいも追加。
これ以上ない安心で安全な肥料です。
▼溝施肥にしてみました。
この後、鍬で畝立てをして肥料の真上にトマトを植え付けました。
▼サターンってトマトはF1品種のトマトの中ではとても好きな味です。
でも、来年はタネからポンデローザとかエアルーム品種を育てます。
圃場を借りれたのがつい先日だったので今年はサターンをいただきます♪
▼株間は80cmくらいでしょうか?
トマトの株間にホーリーバジルとスイートバジルを植える予定です。
▼支柱を立てて、翌日(本日)誘引しておきました。
台風対策に支柱の強化もしないといけません。
でも、それは台風が発生してから。
だって、忙しいですから・・・^^;