トマトの青枯病対策のL-ヒスチジンは「酒は百薬の長」でした。 | 自然派で行こう♪

自然派で行こう♪

自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



トマトにとって厄介な病気の青枯れ病。

トマトの青枯病に毎年のように悩まされている私ですが、今年は素敵な情報を仕入れました。

それはトマト苗を定植前にL-ヒスチジン溶液に3日間浸しておくというものです。

ということで、早速L-ヒスチジンを取り寄せました。

L-ヒスチジンとはアミノ酸の一種で、人間にも有益なアミノ酸とされています。

 



▼1袋にこれだけしか入っていませんでした。


ちょっと少ないかな?

ま、いっか・・・最初は薄めで試してみようと思いました。

 

 

▼トマト苗の根はこれくらいに伸びていました。

 

永田農法で得た知識を元に、根を切ってみることにしました。

 



▼長い根を切ると網細根が発達して液肥をよく吸うとされています。


液肥をあげる予定は特にありませんが、基本は元肥なしでの栽培を予定していますので、

 

液肥をあげる機会も多くなると思います。


▼そしてL-ヒスチジン溶液に浸すこと5日。

 

すると・・・


▼こともあろうか、苗たちは一気に元気がなくなりました。

 

よく見ると、根が溶けて腐っています。

通常の根腐れとはまた違う感じです。

 

ということで、不定根を生やすために茎を埋めてみることにしました。

 

▼なんとか不定根が生えてきました。

 

トマトは花芽ができてから植え付けるようにしています。

いつになったら花芽ができるのだろうか?

 

 

▼あれから2ヶ月・・・

 

生き残ったのは3本のみ。

しかも、苗と呼べるものは一本のみ。

ほとんどが枯れてしまいました。


▼さらに驚く事に!!!

 

一向に花芽がでないのです。

L-ヒスチジン恐るべし!

ホルモン剤のように成長に影響を与えるようなそんな物質でした。

濃度には要注意ということでしょうか?

来年は極力薄めに使用してみようと思います。

このL-ヒスチジンの経過を気にしてくださっている方々もいらっしゃるかもしれないので経過をアップしてみました。

来年こそは!