2月17日の地磯でのグレ釣り | 自然派で行こう♪

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釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。

早起きするつもりがスカーッと寝坊。

9時頃に到着しましたが、釣り場は案の定いっぱいです。

 

この日は結構速い潮が入っていてて先端の人がとても有利。

 

釣れているかな?釣果を聞くと早朝から全く釣れていないとのこと。

 

見た目に良さそうな潮でも釣れない時は釣れませんし、潮が動かなくても釣れる時は釣れます。

 

今日は辛抱な釣りになりそうですが、風向きがよくって爆風ながら波しぶきを浴びることはなさそうです。

 

この時いた釣り人の1人が12時には帰るとのことなので、交代してもらうことにしました。

 

それまで待つとしましょうか・・・

 

しかし、退屈すぎる・・・

 

 

▼常連さんがいたのでお隣にお邪魔させていただくことにしました。

 

潮は左から右に流れています。

 

しかし、実際は10時の方向からの潮オモテ。

 

基本的にこの地磯で流れの速い時はそんな感じ。

他の潮通しの良い地磯でも左右の一番遠くに見える最も飛び出した岬の先端方向から速い潮が流れてくる場合が多いと思います。

周囲全体にドン深でなおかつ速い潮に限ってですけど。

 

この日は目の前には潮目ができててガンガン流れます。

 

そんな時の最潮上からの釣りは普通に釣っててはなかなか釣れてくれませんので苦労します。

 


▼マキエサは幾つかブレンドします。

 

集魚力で言えばアミエビが絶対に一番だと思います。

ポワイトパワーと麦とかが入ったパン粉を混ぜてそこに溶けたアミエビをミックス。

それから海水を入れて十分に水を吸わせてからオキアミをブレンド。

 

流れの速い潮上からの釣り方は自分の中では大きく2通りに分けています。

そのうちの1つがこの時のこの磯の状況で言えば10時の方向にマキエをド遠投して磯際狙い。

 

基本は斜めの当て潮なのでド遠投した撒き餌さは潮目に到達するまでにある程度沈んでいれば足元にきます。

それを段シズを打って磯際を重点的に攻める方法。

そして、普通に流して潮下のサラシを狙う方法。

 

何れにしてもこの状況では浮きすぎるマキエでは流れすぎて潮下の人のマキエになってしまうし、

 

グレが喰ってくるポイントもどんどん遠くなるかもです。

 

そのために良く膨れると謳っている集魚剤はオキアミと混ぜる前に海水を加えて膨らませておくようにしています。

 

オキアミから水分が吸われると浮きやすいですから。



▼ということで釣り開始。

 

仕掛けは磯竿1号、道糸1.35号、ハリスは1.5号、ハリはヘラブナスレ6号。

この時、先端の潮下の常連さんが1尾ゲット!

 

続いて私にも33cmのグレがヒット!

 

あ・・・写真を撮り忘れました。ガクリ

 

そしてお昼になり1人帰ったので場所を譲ってもらって釣り再開。

 

状況は一向によくなりません。

 

 

▼1時頃にやっときたのはアイゴでした。

 

残念!

 

この日、釣れない理由が判明!

 

中途半端に浮いた浮きグレをかなり沖で発見!

 

プカプカ浮いていればわかりやすいのですが、微妙な海面の変化で浮きグレだと推測してド遠投。

 

 

▼程なくしてアタリがあり、浮いてきたのは腹ボテのグレ!

 

しかしでかく見える!一見、45cmくらいあるかな?って感じです。

 

白子出しています!やった〜〜!!

 

グレも美味しいけど、白子はとても大好きです。

 

諦めずに頑張ってよかった!
 

 

▼この日の釣果。

 

あの状態で魚が釣れてくれて本当によかったです。

 

何十年釣りをしても魚が釣れた時はやっぱり嬉しい♩

 

それが喰い渋った時ならばなおさらです。

 

 

▼しかし腹ボテです。

 

腹を割くのが楽しみのようなしばらく眺めていたいようなメタボぶり。

 

 

▼サイズは43cmに届きませんでした・・・

 

太っていると大きく見えますね。

 

 

▼腹に包丁を入れると白子が飛び出しました。

 

傷つけないように慎重に・・・

 

 

▼25cmのコッパグレよりも重さがありそうな白子♩

 

とっても美味しくいただきました。

プリン体?痛風?なにそれって感じで気にせず完食♩

ごちそうさまでした♩

 

 

▼アイゴは開いて干物にします。


和歌山県田辺周辺では酒粕を餌にしたアイゴ釣りがとても盛んです。

 

小学生の頃から私もアイゴを釣っては自分でさばいて干物にしていました。

 

干物にするととても美味しいし、ご飯にも良く合います。

 

ちょっと癖があるところがたまらないのです。