2月10日はいつもの地磯に釣りに行きました。
本当は朝から行く予定でしたが、前夜にこの日の午前中は用事が入り、野菜の収穫を終えてからの釣行です。
結局、磯に着いたのは午後3時くらい。
朝のうちは風もなくべた凪だったようですが、この頃には爆風と波しぶきに磯全体が包まれていました。
朝のうちにグレが2尾釣れたようです。
▼しかし、風が出てきてからはさっぱり釣れなくなったようです。
この磯では釣れるパターンとして北西の風に負けない潮が流れていて、仕掛けがきちんと流れていること。
そして、適度に長く伸びたサラシが潮下にできていること。
なので、潮と逆向きの風ならばよく釣れるのですがこの日は風と潮が同じ向きで釣りにくいパターン。
風が出てきたから仕掛けを変えると釣れるかというとそうでもなく、
釣れない時は何をどうやっても釣れないものです。
釣座がないので人が帰って場所が空くのを待つとします。
さて、今日の釣はかなり厳しそうです。
▼空席を待っている間に撒き餌作りをします。
今回の集魚剤はマルキューのグレ500。そして、生オキアミ1.5kgを使います。
グレ500は海水を加えると水を吸って容量がかなり増える集魚剤です。
私は事前に集魚剤とオキアミを混ぜることはしません。
例えば潮がそこそこ速く、磯で一番潮上の釣座しか空いていない場合は沈み易い餌作りをします。
よく膨らむ集魚剤を使う場合はなおのこと。
▼集魚剤にまず混ぜるのは海水です。
大きく膨れる集魚剤は水を吸って膨れます。
ということは解凍済みのオキアミに集魚剤をいきなり混ぜるとオキアミの身と殻の間にある水分が吸われます。
ということは若干比重が軽くなります。
完全に解凍したオキアミを潰さずに使用する場合は目の前の深めのタナを攻めにくくなります。
▼なので水をある程度吸わせた集魚剤に半解凍のオキアミを潰して混ぜます。
頭の部分は比重が軽く、身の部分は比重が高くて沈み易い餌になります。
潮が動かない場合も撒き餌の沈下速度に幅ができるので撒き餌と刺し餌の同調がしやすくなります。
こんなちょっとした工夫でも釣果は変わってくると思います。
今回もブロ友のいそりんさんの参考になればと少しだけうんちく垂れてみました。失礼しました。m(_ _)m
さて!釣座が空いたので3時半から釣開始です♪
▼しかし、爆風なのは相変わらず・・・
竿を持っているだけで疲れます。
沖を攻めると仕掛けと撒き餌の同調が非常に難しい。
というか、風で投入点がずれまくります。
数頭に1回の割合でピタリと同じ場所に振り込めた時だけが期待を持って仕掛けを流せる状態です。
そして仕掛け投入の数十秒後に糸をひったくるアタリが♪
▼釣開始2時間目でようやく1枚目!!
ょかった!!坊主じゃなくて〜!!
今日こそボウズか!?と覚悟していました。
▼33〜34cmの小さなグレですが貴重な1尾♪
この後10分ほど釣りをして帰宅しました。(こんな爆風の中なので体力が・・・そして体がヒエヒエ)
あ、安物のバッカンでしょ?(笑)
高いバッカンはなぜか波で流されるんです。^^;
そして、バッカンは直接釣果に繋がらないのでそこそこの物で十分ですし。
そんなものよりもマキエシャクにお金をかけて良いの買ったほうが直接釣果につながります。
さて、今回のグレは海底や磯際で海苔ばかり食べていたグレでした。
オキアミとか集魚剤は一粒も入っていません。
なので、撒き餌と同調して釣った魚ではないので釣れた魚です。
でも、いいんです。美味しく食べられれば♪
たった1尾ですが、この1尾に巡り会えた幸運を素直に喜びます。^^