日々自然栽培水田の草取りをしていました。
平日は早朝だけ、土日は一日中除草作業の連続です。
しかし、恐ろしいまでの雑草密度です。
なんとか終わりが見えてきましたが、そろそろ次の田植えをしないと苗が老化してしまいます。
過去に老化した苗を植えて早期異常出穂という現象が起こって、雀に早期から目をつけられたことがあります。
一度雀に目をつけられると、他の田んぼの稲が稲穂を出すまでその田んぼから離れようとしませんでした。
ということで、そろそろ植えます。
▼しかし、よく伸びています。
このまんまでは植えられないので草刈機を使ってカットします。
▼こんな感じかな?
これでもまだまだ詰まってしまい、うまく植えられないので今度はハサミを使ってカットしました。
▼なんとか植え終わりました。
田植えが終わったのは6月18日です。
過去にも6月20日に植えたことがありますが、高温障害もなく、美しいササシグレが実った年があります。
今年も無事に収穫できますように。
さて、6年間無肥料無農薬を通してきた2枚で5畝の田んぼを今年いっぱいで返却しないといけなくなりました。
なので次の田んぼを探します。
希望としては最低3m隣の圃場から離れていて、手入れの行き届いた庭木のある家と隣接していないこと。
そして、道路は交通量が極めて少ないこと。
▼ということで、ここに決定!
今までお世話になってきた農家さんが体調不良のために地主に返却するというので借りました。
面積は8畝で環境的にも3m以上隣の圃場と離れているので探している条件にぴったりです。
大自然に囲まれた圃場ではありませんが、ここなら安心して稲作できます。
稲架小屋も付いているので引き続き天日干しのお米を作れます。
▼ノビエの密度は極めて低く、カヤツリが20本程度生えていた感じです。
昨年はこの圃場を私が稲刈りさせていただきましたが、その頃からここで稲作されていた農家さんは体調がすぐれず、
除草剤も農薬散布もできなかったそうですが、稲刈りの際には草がほとんど生えていませんでした。
ここなら除草作業も今までのように地獄の沙汰を味わうことなく普通の除草作業に精を出すことができると思います。
▼畦も高くて20cm以上の深水可能。
一部畦が壊れているので直さないといけません。
▼地主さんに相談してさっそく手付けに耕しておきました。
今年はここで大豆を無肥料で育てます。
ササシグレは来年から育てます。
しかし、健常者のお客様にはお届けできてもCSの方には最低3年は自然栽培を続けてからということになりそうです。