ほうれん草の肥料食べ残し対策 | 自然派で行こう♪

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今年は普通に肥料を使って野菜の栽培をしています。

自然農とか無肥料栽培でいい栽培をしようと思えばそれ相応の土でなければうまく育ちません。

 

種を播き、草を削り、害虫退治など、様々な苦労をしてもまともな収穫ができなければ意味がありません。

 

2〜3年で諦めるのではなく、長年続けていると次第にようなってくるという人もいますが、それは違います。

 

無肥料栽培でも育つ特殊な素晴らしい土なんです。

 

非菌根菌宿主作物なら尚のこと。

 

私は無肥料栽培とか自然農に興味を持ち始め、かれこれ10年になりますが、結果はあんまりついてきません。

 

ということで、今年のほうれん草にも肥料を使いました。

 

 

▼なかなかいい感じに育っています。

 

生育にばらつきがあるのは台風で種が流されたので播き直したためです。

 

ほうれん草の施肥方法は全層漉き込みにするのが効果的。

 

条間施肥とか表層施肥では効果はあまりありません。

 

ほうれん草って、肥料を要求するけど食べ残しの多い軟弱作物ですから、裏作にトマトや長稈の稲を育てるのはかなり危険です。

 

トマトは暴れ、稲は倒れ、いい収穫ができません。

 

次はここで水稲つや姫を育てる予定ですからなんとか対策を立てないとです。

 

耐倒伏性のあるつや姫でも肥料をあげ過ぎれば倒れることも考えられます。

 

 

▼ということで、青ちりめん高菜をところどころに混植してみます。

 

青ちりめん高菜に限らず、高菜は吸肥力がとても旺盛です。

 

青ちりめん高菜栽培の裏作で「残肥があるやも?」と、

 

無肥料でコシヒカリを栽培したらまるで収穫量がなかったとの知人の報告もあります。

 

なので、ほうれん草が食べ残した肥料を高菜に吸わせるのはいい考えだと思います。

 

高菜の周囲のほうれん草から収穫し、高菜の葉が大きくなり、ほうれん草の邪魔になれば葉欠き収穫してトウが立つまで放置。

うまくいきますように。