週末になるといつも雨・・・
畝立てした直後に雨が降り始めました。
畝には水が常に溜まっていて、とうとう草も生え始めました。
できる事ならば畝が乾いてから生え始めた草を退治してから定植したいです。
しかし、そんな事も言ってられません。
▼苗はどんどん老化していきます。
防虫ネットを被せていても虫に食われるし、アブラムシもつき始めました。
昨年は雨ばかりで畝立てすらできなかったのですが、今年も天候に阻まれています。
なぜ週末が4週連続雨なのか・・・しかも2週連続台風。
▼ん!?よく見ると何者かが畝を歩いています。
苗を植えていたら確実に踏みつけられています。
雨が降ると畝は獣たちにとっての通路です。
▼かなり深くめり込んでいます。
このままではいつ植え付けできるかわかりません。
という事で強行突破の植え付けです。
まずは草退治。
土を練ってしまうので鍬や草削りは使えません。
▼という事でチップの飛んだチップソーを使ってみるとします。
泥はねしないように歯を逆向きにつけてみました。
▼う〜ん・・・
土は削れているように見えますが、草は寝るだけで退治できません。
▼という事で水田用の「水草カッター」を使いました。
これはすごくいい感じです。
しかし、磨耗が激しく、畑全体の草を削るには2万円以上かかりそうです。
結局はチップが飛んだチップソーを正常な歯の向きにつけ、通常の右から左の払いではなく、
左から右方向への払いで削ると泥はねも少なく、ある程度の草を削れました。
これで経費は燃料のみです。
土さえ乾いていればこんな事をしなくても草削りでちゃっちゃと削れるんですけどね。
草を削るのは3本の畝(合計150m)づつにします。
まとめて削るよりも植え付け寸前に削るほうが良さそうです。
▼さて、10月26日より、空き時間を見つけて植え付けです。
しゃがめば濡れるので中腰で植え付けます。
まるで田植えをしているようですが、田植えよりも1本1本の植え付け時間は長いです。
便利なのは植え付け後の根回し水は動墳もホースも不要。
畝間に溜まった水を手ですくってあげればいいだけです。
▼50mの畝に1条植えるのに2時間もかかりました。
土が乾いていると何倍も早く植え付けできるのに・・・
予定していた黒マルチも敷設できず、減収覚悟で植え付けます。
とりあえず、植え付ける事が先決です。
▼植え付けたらネキリムシ・ヨトウムシ対策に株の周りを米ぬかで囲みました。
自家用の米ぬかでは全然足りないのでJAで100kgほど買ってきました。
米ぬかは害虫対策にもなるし、雑草の発芽抑制効果もあるし、連作障害対策にもなります。
ご近所の方で毎年同じ場所で里芋を作っている人がいます。
里芋は連作を嫌いますが、毎年いい出来栄え。
里芋を収穫したら米ぬかを土に混ぜておくのだそうです。
しかし、この畑で高菜を作るのは今年で最後です。
こんなに水はけの悪い畑では野菜を作りたくありませんから。^^;