発根後に日光に当てて緑化させた大豆の摘心と断根をします。
それ以外にも畑に直播した小糸在来大豆も処理するとします。
こちらは育苗箱の音更大袖振大豆ですが、まずは引っこ抜いて根っこを切るそうです。
▼直根も切るべきか?
今回行っている「大豆のへそ曲がり栽培法」の動画では直根も切っているように見えます。
しかし、もしも大豆が予想以上に鈴なりに実ったら直根を切ると倒伏しそうな気がしないでもないです。
私は永田農法から入ったので根を切る事になんの違和感も感じませんが、
直根まで切ってしまうと断根というよりも、ほぼ挿し芽に近い感じ?
▼という事で、直根を残してみるとします。
根を切るとそこから細かい根がたくさん生えてきて、栄養をどんどん吸うそうです。
永田農法ではその毛細根を「うまい根」と呼びます。
収量が増えるばかりでなく、さらに美味しくなる期待も持てます。
▼続きまして摘心。
まだ双葉が開いていないのですが、切ってしまいます。
▼それをポットで育苗。
念のために直根を切ったものも準備してみました。
さて、今回の発根後の問題点について考えてみます。
最初はほぼ発芽したにもかかわらず、ネットの上の覆土を避けてみると、
育苗箱の中心部分の苗が重点的に消えていました。
これはおそらく覆土が重すぎたのではないかと思うのです。
▼という事で第二陣。
今回は前回よりもかなり良い感じです。
これはネットの上の覆土を前回よりも薄くしてみました。
そして、水はあまりやり過ぎないようにしました。
この高気温で水分が多いと煮豆になってしまうのだと思います。
育苗箱の保管環境も大事かも。
ちなみに初回の種まきでは90粒中30粒ほどしかまともに育ちませんでした。
2回目の種まきではおそらく半分以上はちゃんと育ってくれるのではないかと思います。
▼続きまして畑に直播した小糸在来の摘心と断根。
まずは摘心して、小型のギザギザの付いたの移植ゴテを使います。
このギザギザ部分で根を切ります。
▼根は完全に切れませんが短くするだけでも効果はあると思います。
これで根に刺激が加わり、どんどん発根してくれるかと思います。
永田農法でも根は半分ほどの長さにするだけですからね。
後は土寄せして完了です。
昨年までも摘心はしていましたが、こんなに小さいうちから摘心した事はありません。
ちょっと心配、めちゃくちゃ期待♪
4斗ほどの豆味噌が作れるくらい収穫量があると良いですね。