例年のごとく畑の苗床にレタスの種を直播していました。
いつもなら問題なく収穫できていたのですが、今年はちょっとダメっぽいです。
▼発芽間もない苗がキレイさっぱり消えて無くなっています。
現在ではこの畑にはナメクジは1匹もいません。
しかし、2011年まではナメクジが私の住む地域の人口密度よりも多かったかもです。
▼イチゴなんかほとんど収穫できません。
そろそろ採り頃かな〜♪
なんて思っていたらすぐにこんな感じ。
実験を経た上でのいろんな対策をしましたよ。
一か八かではなく、実験を経ての実践。
自分的に机上の空論って好きではないので「?」な時はまず実験しています。
でも、実験では効果があっても、実際には効果はとても薄い。
ナメクジ君にはとても手を焼いておりました。
そんな時、この界隈に洪水が起こりました。
その洪水の後で今まで見かけもしなかった生き物が畑に台頭し始めました。
▼それがオオクビキレガイ
ナメクジの天敵とされていて、果樹農家さんが放していたようです。
それが流れてきたのでしょうか?
オオクビキレガイが大繁殖し始めてからナメクジは2年たらずで見かけなくなりました。
しかし、最近見かけるのがこれ。
▼オクビキレガイの亡骸です。
単に寿命なのだろうか?それとも天敵が現れて食べられた?
こんな光景を見かけのと時を同じくして見かけるようになったのがこれ。
▼カタツムリの亡骸です。
大きなカタツムリの殻の向こうに小さなカタツムリの殻があります。
これを見る限りでは、寿命でもなく、ヤドカリの蔵替えでもなく、何かに食べられたのだと思います。
畑の現状はカタツムリ被害が一番多く、オオクビキレガイの被害は少なく、ナメクジは見かけない。
大昔、恐竜が地球を支配していたけど、なんらかの原因で絶滅して地球に新しい支配者が現れたように、
この狭い畑でもそれよりも早いスパンでそれが繰り返されているのかもしれませんね。
害虫にしたって昨年はいたけど、今年は見かけないな・・・というのが多いですし。
それがいいのか悪いのか・・・でも、それが自然なんだと思います。
農薬使って害虫駆除できればそれはそれで安定したお金儲けにはいいかもしれませんが、
自然の害も受けない代わりに自然の恩恵も肝心な部分をほんの少しいただけないような気がします。
私は毒ばかり吐いていますね・・・正直すぎてすみません。
失礼いたしました。m(_ _)m