ごめんなさい、恥ずかしい、そして勿体無い・・・
そんな気持ちでいっぱいの昨日でした。
訳あって深水にできずどうしようもなく生えたヒエ。
他の田んぼの草退治をしないといけないので手をかける気にもなれず、
結局はこの有様。
▼草刈り鎌なんかでは追いつきません。
このままではいけませんので、畦際から12条を刈り払い機で刈り取るとします。
種が周囲に飛ぶといけませんからね・・・
種が青くて穂をもんでも種が落ちないうちに刈り取らないとです。
勿体無いけど、これも仕方ないです。
▼こんな感じになりました。
これで台風でも来ない限りは周囲の人たちに迷惑をおかけすることはないかと思います。
田んぼが乾いていればいいのですけど、あいにく水が結構たまっているので稲拾いは諦めました。
無農薬稲作で初めて感じたヒエの恐ろしさ・・・
いや、気を利かして(?)勝手に私の田んぼの水を抜く人の恐ろしさ・・・?
いやいや、それ以前に田植えまでに苗を予定通りに大きくできなかった私のミス。
来年はこのようなことがないようにしないといけない。
来年ここは除草剤を使います。
除草剤だけね。
何しろ、上の田んぼからこの田んぼに水が落ちてくるのですから・・・。
悲しいな・・・
でも、割り切ることも肝心!
一人の力には限界があり、全部こなそうとすれば無理が生じます。
そして、そこで採れたお米は無農薬で栽培しても無農薬とは言えないお米。
上の田んぼから私の田んぼに水が落ちてきますから・・・
とはいえ、一般的に言われる減農薬栽培とかいう栽培になるのでしょうね。
栽培方法とか考えればそのうち、特別栽培米としても登録できるかもしれない。
でも、そんなことしませんけどね。登録料にお金を払うならもっと他に使いたい。
JAS有機とか、特別栽培米とか、公的機関が考えた看板なんて私には無用のもの。
年を重ねるごとに、田んぼを新しく借りるたびに一つ一つ経験を積ませていただいています。
そして、どんどん賢くなっています。
でも、ずる賢くならないようにしないとです。
無農薬で作る意味のある圃場でない限り、無理に無農薬で作る価値なし。