私のカボチャは「どてかぼちゃ」? | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



こちらカボチャ類を育てている畝です。

肥料は自家製の無農薬のお米の米ぬかをほんの少し振りかけただけ。

畝は耕していませんが、まずまず元気に育っています。

耕さずに育てると初期生育は悪くとも、持久力があり、粘り強い株に育つと言われています。


▼こちらはバターナッツ


どんどん大きくなってきました。

8月には収穫できそうですね。^^ポタージュ楽しみです。


▼そしてこちらは10年ぶりくらいに育てている普通のカボチャ。


自給自足ごっこをするからには保存できる野菜を育てるのも一考ですから。

イモ類もタマネギも貯蔵性の高い品種を育てています。



ところで、昔からよく聞く「どてかぼちゃ」ってどういう意味なんだろうか?

という事で調べてみました。



「土手カボチャ」

1.土手のかぼちゃというのは、畑に植えられていないので肥料ももらえずに育ちますから食べることには適していません。ということは何のためにあるかぼちゃなのか。役に立つことのないかぼちゃ・・・そこから転じて役に立たないことを"土手かぼちゃ"といって、悪口として言われるようになった。...という説。

2.昔は河川敷というのは誰の土地でもなかったため、貧乏人の糧や飢饉に備えたものとしてどこの土手にも南瓜が生育していたが、南瓜は陽が当たりすぎると育ち過ぎたり、割れて使い物にならなくなる。転じて『どこにでも転がっている役立たず』という意味になった。
...という説。


という事ですが・・・

1の説が本当だとしたら無肥料栽培のカボチャは食べるのには適していないという事でしょうか?

一昨年の無肥料栽培のバターナッツはなかなか美味しかったのですけど、普通のカボチャだとダメなのでしょうか?

2の説が本当だとしたら陽が当たりすぎると育ちすぎて割れて使い物にならない?本当でしょうか?

肥料を入れていないのに育ちすぎる?そんな馬鹿な・・・



という事で他の説を探してみました。

『ドテカボチャ』は、今では聞く機会もなくなりましたが、以前は女性に対して蔑む意味で使われていました。
『ドテカボチャ』とは、カボチャ畑ではなく土手に自生してしていたカボチャが、充分に陽も当たらず、肥料も少ないので、萎びて食用に適さないというところから「役に立たず」とか「半端者」といったような悪口として使われるようになりました。


これが正解っぽいですが、どうしてカボチャなんでしょう?

ナスでもいいし、キュウリでもよかった気がします。

日本語って不思議です。



何れにしても、耕さず、肥料もろくに与えず育てている私のカボチャはまさに土手で育っているのと同じ。

という事は、私の育てているカボチャってドテカボチャって事ですね。^^;

美味しいドテカボチャができますように~~♪