そろそろ夏野菜準備も本腰を入れないとです。
もうじき楽しい楽しい稲作地獄の始まりですからね。^^めっちゃ苦労するのはわかってるんですけど・・・
稲のようにワクワクできる作物ってなかなかないと思います。
ということで、室内というぬるい環境で育った軟弱な苗たちに喝を入れるとします。
喝を入れすぎてダメになるかもしれません。
もともと私はポット育苗はせずに苗床に種をまいて育てていました。
その方が確実にいい苗ができるからです。
でも、寒さとか、大雨とか、ナメクジ被害などにより、私の圃場では難しいと感じ、ある年に苗床育苗をやめました。
でも、当初に比べて土もそこそこましになりました。
さらに、オオクビキレガイというナメクジの天敵が畑で繁殖したことで今年から再開。
でも、苗床に種を蒔かずにセルトレイに種をまいて本葉が出たところで苗床に植えるとします。
この方が種を直接苗床に蒔くよりも育苗中の草退治の手間が随分と省けるからです。
▼トマトは順調ですけど、ナスはこんなに小さいです。
ナメクジや害虫がいる圃場への植え替えはかなり危険なサイズです。
ナメクジはいませんけど、他の虫がいます。
食われませんように~~。
▼草を削って植え付け開始。
苗床で育てるのも、ポットで育てるのも同じ環境ならば同じように育つと思うのですが、違うのが不思議です。
特にナスは葉のしまったキュッと締まった苗に仕上がります。
不思議ですね。
それは稲苗にも同じことが言えると思います。
畑で育つ野菜の隣にプランター栽培の野菜を並べて同じ期間育てても同じように育たない。
きっとそこでしょうね。
要するに地力が全然違うんだと思います、
故岡田茂吉さんの自然農法の考え方である3つのエネルギー
●水素エネルギー
(水をつかさどる月から来るエネルギーで 潮の干満や体内生理など)
●火素エネルギー
(熱、光などの太陽のエネルギー)
●土素エネルギー
(地球の奥から作物にとって最も重要な土のエネルギー)
これらがすごく影響しているように感じ、それがうまく作物に作用すると無肥料で育つのだと私は感じます。
だから苗床とポット育苗の差はこの中の土素エネルギーの違いなのかな?
肥毒が抜けると土素エネルギーが遮断されないといいます。
その原因はわからないのですが、長い間無肥料栽培をしていると圃場の変化、土の感触とともにそれが感覚として伝わります。
ということで、それを信じて一か八かです。^^
▼根の張りも悪いねぇ~~。
でも、根が回るといままで育った土の外になかなか出ようとしないことがあります。
根の回ったポットを露地に植えて何日か経って引っこ抜くとすっぽり抜けることがあります。
そういう時は発芽後からいままで育った環境と植え替えた畑の土の環境があまりにも違うってこと?
▼床上げ完了。
本当ならば地温アップを図るためにモミ殻くん炭を敷きたいのですが、手元にないのでもみ殻。
保湿と雨水の跳ね返りくらいはカバーしてくれると思います。
▼こんな感じかな・・・
ちょっと分厚く被せましたけど、黒いくん炭の太陽光吸収による地温アップではなく地熱の放出を防ぐならこれでもいいかな?
しかし、彼らはぬるま湯に浸かって育ってきたので、いきなりの外気は堪えるかも?
▼と言うことで薄手の青パオでトンネルにしてカバーしました。
温室すぎずに、ちょっと保温。
さらに、光線を夏型に変えてくれる青パオなので勢いづくでしょうか?
いや、勢いづいてください。^^
これでダメならまた来年。
ということで、本日の作業はまだまだ続きます。でももう眠いのでまた明日。