カラスノエンドウ(通称ピーピー豆)にはよくアブラムシがつきます。
最初の写真のカラスノエンドウにはびっしりとアブラムシが付いています。
一般的に窒素肥料が効きすぎるとアブラムシが付くと言われていますが、ここは道端・・・
窒素肥料なんて入れているはずもありませんが、何故かアブラムシがびっしり。
▼そしてこちらが私の畑のカラスノエンドウたち。
昔からずっと生えてきますけど、土を豊かにしてくれそうなので種ができるまで毎年放置しています。
昔は先の道端のカラスノエンドウのようにびっしりとアブラムシが付いていたのですけど、このところ全然つきません。
昔と違うところといえば、昨年を含めて過去に数回水田にして稲を育てたこと。
それと、私がこの畑を借りてから無農薬・無化学肥料の栽培を10年続けてきたということ。
▼畑全体を見てもカラスノエンドウにはいっさいアブラムシは付いていません。
不思議ですね~~。
なぜなんだろう?
道端は無肥料・無農薬に加えて遥か昔から不耕起です。
もしかして、もう私の畑にはすっかり栄養分がないのでアブラムシも寄ってこないのでしょうか?
▼でも、作物は無肥料でもそれなりにちゃんと育ってるんです。
これはカラスのエンドウの中でのさばらせているムラサキエンドウ(ツタンカーメン)です。
ネットなんかしていません。
ネットしなくてもカラスノエンドウがネット代わりになるからです。
▼そして豆もふっくら実ってきました。
このムラサキエンドウにもアブラムシは付いていません。
土が肥えてきたのか?土が痩せてきたのか?は別にして、
土が良くなったのかな?と、感じています。
このまま青虫もヨトウムシもネキリムシも畑から消えてくれれば嬉しいのですけど、生き物のいない畑というのもどうなんだろう?
▼今畑にいる虫といえばテントウムシくらいです。
エサのアブラムシもいないのになぜキミ達はここにいるんですか?
本当にわんさかのテントウムシがうようよいます。
先日、畑で友人が丸かじりしたレタスの中からテントウムシが這い出てきて・・・ちょっと焦りました。(笑)
本当にこういった自然の中で起こる現象を解明するのはかなり困難です。
でも、解明できずとも、感じる事はできますからね。
そんな変化を感じて作物を育てるのは作物を大きく育て、作物を大量に収穫する事よりも楽しいです。
あんまりお金にはなりませんけどね。^^