
本日の農作業はタマネギの植深調整を行いました。
「植深調整」聞きなれない言葉ですね・・・私が今即興で作りました。^^;
タマネギを植え付ける際には根っこが植わっていれば大丈夫と言われますが、そうそううまくいきません。
過去には霜で枯れたり、突風に煽られて抜けたりもしました。
ということで今期のタマネギ栽培は少し深めに植えました。
虫に食べられた株も少しありますが、気候の関係で枯れた株はありません。
目論見大当たりです。
しかし、このままほっとくと縦長の形やら逆三角形の玉になってしまいます。
とうことで土を削ってタマネギの玉になる部分を地表から出すとします。
土寄せの真逆の発想。
▼ビフォー

▼アフター

土を削ったら畝全体が平らになるように調整しようと思います。
それはなぜならタマネギ栽培において、収穫前とかは乾燥気味に育てるほうがいいとされているから。
畝の周囲が土で盛り上がっていれば雨水はタマネギの株の周りに集まって水たまりの中で栽培している感じになります。
▼それにしても、根っこが地表すぐ下を横に張っていますね・・・

畝全層に施肥すると下に下に根っこが張っていたように思うのですが、
表層施肥(しかもわずかな量)だと肥料分を求めて根は表層に張るのでしょうか?
作物によって根の張り方の特性がありますが、それは全層施肥した場合のお話でしょうか?
養分だけでなく、水分との関係もあるでしょうけど。
▼なかなか生育のいいのは南側のタマネギ

北側にいくにつれ小さくなっています。
▼まるで全校集会で背の順番に並んでいる児童みたいです。(手前が北側)

ここまで顕著に高さの差が現れるとしたら土のせいではなく日照のせいでしょうか?
日照が良い=地温が上がる。
やはりポリマルチをしない場合は籾殻くん炭などで地温を上げるのがいいようですね。
▼一番北側はこんなに小さいです。

本日は1/3の作業を済ませました。明日・明後日の夕方の作業で全て終えたいです。
その後は収穫の時を気長に待つのみ。
小さくても良いので玉が固くて保存性抜群の美味しいタマネギに育ちますように。