
長らく収穫して来た小カブも最後の収穫となりました。
品種は金町小カブ。
金町小カブは現在主流のいろんな小カブのルーツになっている品種。
とっても美味しい品種ですが、F1品種の「スワン」ように作柄がよくありません。
でも、みやま小カブと同じく、味は格別。
今シーズンは産直出荷をしないので見た目の良いスワンをやめて金町小かぶを育てていました。
自家用と野菜の産直便でお届けしていましたが見た目のクレームはありませんでした。
さて、収穫しますか~♪
▼なんだか赤くなっていますが本当は白いかぶなんです。

寒気に当たってアントシアニンが出たと思われますが、今年は暖冬。
う~ん・・・。
最低気温がどうのこうのより、生育時期の気温の変化によるものが大きいのかな?
肥料も菜種粕と米ぬかだけで肥料不足だから?
肥料が足りないと赤くなるように思います。
でも、葉っぱは赤くなっていませんし・・・謎・・・。
▼見た目の良いもから収穫していたので最後に残った小かぶはこんなのも~。^^;

ズタズタのボロボロです。
こういうのも収穫して良いところだけ使います。
小かぶはいろんな料理法がありますが、今回は漬物。
お友達から無農薬自然栽培米の甘麹と今の季節にはなかなか市場に出回らない貴重な柚子をいただいたのでそれを使います。
小かぶの柚子風味・甘麹漬け。
美味しくできると良いのですけど、塩麹をついに切らしたので甘麹で代用。
甘麹とは甘酒のことですが、酒粕から作った甘酒ではなく麹から作った甘酒のこと。
▼皮をむいて変なところを取り除き、適用な大きさに切って漬物容器に投入。

全部で2kg漬け込みます。
葉っぱは容器の底の方に入れています。
漬物の味の決め手の塩はヒマラヤ岩塩のピンクを使用します。
ヒマラヤ岩塩には白・ピンク・黒がありますが、黒は硫黄の香りがつよいのでピンクにします。
ピンクのヒマラヤ岩塩は甘みのある感じの塩です。
それと沖縄の「ぬちまーす」も加え、塩分約3.5%に仕上げたいと思います。
個人的に醤油で頂く時は塩分3%で、ポン酢で頂く時は塩分4%が好みです。
その微妙な間を狙ってみます。
▼昆布と鷹の爪、そして甘麹を150cc投入。

仕上がりの予想は小カブのべったら漬けみたいな感じでしょうか?
塩麹漬けとの味の違いが楽しみです。
▼くろぴい農園さんから頂いた柚子。

小さいけれど、無農薬の柚子。
やっぱり白菜やカブの漬物に柚子の香りがつくと品よく仕上がりますね。
▼完了~♪

丑三つ時にうとうと起きて空気の澄んだ雑菌の少ない時に仕込みました。
お、まだこんな時間かぁ・・・ちょっと寝ようかな?
いや、寝ると起きられないかな?