
昨日は梅の里自然農塾の日でした。
この日は先月の自然農塾で稲刈りして稲架掛けした古代米の脱穀作業です。
ハーベスターは使わず足踏み脱穀機と唐箕と呼ばれる風選機を使います。
▼作業開始

1人で足踏みするより2人の方が楽チンですが、タイミングが狂うと逆回転したりします。
▼稲の束は広げて脱穀した方がきれいに脱穀できる感じです。

▼脱穀し終わったらふるいにかけて大きな稲わらのクズを取り除く作業。

▼それを唐箕にかけて選別すれば完了です。

さて、お次はいよいよ楽しみにしていたゴマの選別です。
勇惣塾頭も初めてのこの作業・・・うまくいくでしょうか?^^
とってもワクワクします。
▼ゴマの鞘を叩いて取り出したままのものはこちら。

鞘のクズや砂や小石などが混じっています。
これをゴマだけにする作業です。
▼用意するのは脱穀したゴマと水を入れた樽と細かい金網

そしてザルと紙。
▼川口由一氏の本にはこう書かれています。

水に不純物の混じったゴマを投入するとまず軽いゴミや実が詰まっていないゴマが浮き、
そして4~5分経てばゴマが浮いてくる。
それを掬えばゴマの選別の完了。
水の底に残ったのは小石や砂などの不純物・・・ということだそうです。
4~4分経ってゴマが浮いてくるというのはなんとなく理解できます。
多くの種子は水に浸かると比重が軽くなるからです。
教科書通りにいくでしょうか?
▼軽いゴマやゴミは当然のことながら水に浮きました。

ここまでは予想どおりです。
さて、4~5分後にゴマは浮いてくるでしょうか?
▼4~5分経ちました・・・が?

あれ~!?浮いてくる気配はありませんね・・・^^;
という事で、食事をしながら浮くのを待つとします。
しかし・・・
▼30分後・・・

浮きません・・・
なぜ?う~~ん・・・
勇惣塾頭が本の筆者さんに問い合わせてみるとのことですが、
こういう事は自分でやってみる方が楽しそうです。^^
明日にでも市販のゴマを水に入れて4~5分後に浮くかどうかの実験をしてみます。