田辺大根の種まき | 自然派で行こう♪

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釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



今年はいまのところ3種類の大根を育てています。

冒頭の写真の米ぬかだけで育てている打木源助大根。

畝の真ん中に生の米ぬかをどっさり目に入れています。

もうそろそろ肥料としての役割を果たしてくれるように分解されているでしょうか?

稲わらを畝に乗せておけば土中水分が保たれてもっと分解が進んだかもです。

ちなみに米ぬかの成分は元となるお米によって幾分変わるようですが、

窒素は菜種粕の半分、リン酸は倍以上、カリは同程度だそうです。

昨年はネキリムシに何度も食べられ播き直して最終的な種まきはもうすっかり晩秋。

でも、米ぬかだけでそれなりに育ちました。

今年もそれなりに育ってくれると嬉しいです。

打木源助大根はおでんにぴったりの大根。

でも、まともに肥料を入れていないのでおでんのシーズンに間に合うかな?^^;


▼これは中之条ねずみ大根という辛味大根。


無肥料で育てると辛味が強くなると言われますので肥料入れていません。

ただ、ネキリムシ対策に米ぬかを畝の表面に撒いています、

それでも、なかなかの成長ぶりです。

これは期待できるかも?^^


▼そして宮重大根


初めて育てる品種です。

どんな味なんでしょう?

ちょっと楽しみです。


▼そして今回種を播くのは田辺大根という大根。


和歌山県田辺市出身の私にはとても親しみを感じる名前です。

ちなみにこの田辺大根は200年ほど前から存在する大阪の郷土野菜です。

今の東住吉区が原産とされているようです。

白あがり京大根とねずみ大根との交雑種が固定化されてものと言われています。

しかし、昭和25年頃に発生したウイルス病のため、新しい品種にとって代わってしまったそうです。

由来をみると短めの大根なんでしょうか?

この種はブロ友のくろぴい農園さんにいただいた種です。

くろぴい農園さんはブロ友のまつこさんからいただいたものだそうです。

なので、猫好きのまつこさんらしく猫柄の袋に入っています。

そして、そこには恐ろしい文字が書かれていました・・・


▼3倍返しでお願いしますニャン!?( ̄□ ̄;)!!


田辺大根の種を3倍お返しすればいいのかな?

それとも、別の種を3倍?

う~ん・・・何にしようかな?考えておくとします。^^;


▼種の見た目は普通の大根の種と同じでした。


畝の長さと粒数を数えて株間を計算し、1箇所3粒播きにします。


▼種まき終わりました。


今年は食べきれないほどの大根が収穫できますので、時間差で播いて正解かも。

収穫した大根は沢庵にするには時期が遅く、最終的に半分は切り干し大根行きだと思います。

切り干し大根とうす揚げの炊いたものは炊き立てご飯に最高に合いますので今から楽しみです。