
先日開封したキヌア味噌ですが、なかなか面白い味噌だという事が判明。
キヌアの栄養価の高さに惹かれてキヌア麹を作って味噌を仕込みました。
しかし、栄養価だけではなかったんです。
それは・・・
▼先日だし汁を入れてキヌア味噌汁にしましたが、かなりの旨味が気になりました。

普通のお味噌でも良くできた良い味噌(?)は旨味がありだし汁なんか使わなくても美味しいのです。
しかし、キヌア味噌はそれ以上に出汁を必要としないのです。
調べてみると旨味成分がかなり豊富に含まれているんです。
お米や麦の倍近いアミノ酸が含まれているのでキヌア麹を使った味噌は旨味がたっぷり。
という事は、キヌア麹で作った味噌は出汁が不要。
しかも、必須アミノ酸を全て含み、フィトエストロゲンも含みます。
フィトエストロゲンは女性ホルモンを分泌させることができ、
更年期障害や骨粗しょう症に対する改善効果、乳がんの予防、骨密度低下の抑制効果もあるとか!?
あと、自給自足の味噌としても旨味成分の強いキヌア味噌は最適かも?
なにしろ。昆布やカツオ節で出汁をとらなくとも旨味のある味噌汁ができるのですから。
いくら自給自足を目指してもカツオ節や昆布の調達は難しいですからね。
▼キヌア味噌はおかず味噌としても最適です。

美味しいし、味噌汁にしたらちょっと違和感のあるキヌアのプチプチ感もご飯には良く合います。
キヌアは理想の究極の味噌の素材に是非とも取り入れたいです。
オールキヌアでなくとも、ヒエであったり、アワであったり、発芽玄米などを使って麹を作り、
それで味噌を仕込んでブレンドする。
キヌアの栽培も考えておかないと・・・
でも、キヌアの収穫、脱穀、選別・・・とても大変そうです。