青枯病対策│納豆菌の最低活動温度 | 自然派で行こう♪

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活着した高菜の葉掻きをしました。

植えつけたときに生えていた葉は全て萎れて変色したり枯れたりしています。

高菜は葉を掻けば掻くほど新しい葉が生えてきますので数枚残して痛んだ葉は刈り取りました。


▼萎びた葉っぱでも高菜の香りがプンプンします。


早く漬物にして食べたいものです。^^


▼畝間には稲ワラをどっさり乗っけています。


これは高菜の後でトマトの畝にする予定です。

過去にトマトの青枯病で苦しめられた圃場です。

青枯病対策も大凡の見当がつき始め、昨年は青枯病株が1株しか出ませんでした。

という事で、今年はさらにその対策をパワーアップさせるとします。

青枯病の原因菌はさほど強い菌ではないという事を踏まえ、

目には目を、菌には菌を、で対策です。

稲わらといえば枯草菌・納豆菌の宝庫です。

問題なのが納豆菌の活動温度。

納豆作りや味噌作りをされている人には40度を目安に納豆菌が活発になると思われていると思います。

実際には納豆菌は10度の低温でも活動可能との事。

しかし、雪に埋めて作る雪納豆はもっと低い温度で活動していると思います。

青枯病はそんな低い温度では活動できないと感じます。


▼これは気象庁の地温データです。


グラフを見ると、3月初めの地表面温度で10度あります。

私は今まで盛夏にならないと納豆菌は活動しないと思っていました。^^;

という事は、トマトの植え付け前から納豆菌を繁殖・活動させておけばいいような気がします。

そういえばファーストトマトのハウスでの連作をされている方で、

稲わらを土の中にも敷き藁にも使われていると耳にした事があります。

その場合の稲わらは連作障害というよりも、青枯病対策での使用なのかも?

という事で、高菜の畝間に積んでいる稲束には菌の餌になる米ぬかをたっぷり振りかけておきました。

そのまま放置するよりも雨に打たれて発酵・腐熟も早まると思います。

来年のトマト栽培は今まで以上に稲わら(に着いている枯草菌類)に大活躍してもらうとします。

※バチルス菌資材とかを入れても大した効果が認められないので天然素材に頼ってみます。