
今年の玄米の選別はとても楽できました。
今までは手で小石や異物、汚いお米を取り除いていましたが、気が遠くなる作業です。
玄米食の方へのお届けは1分搗きにすると浸水時間が短くて済むので良いと思うし、
通常のコイン精米機なら小石なども取り除いてくれます。
でも、まずは色彩選別機にかけるとします。
▼選別モードも色々選べるようです。

後悔したのは青米を除去する設定になっていたのに気づかず、選別してしまったこと。
なので、2俵半(150kg)選別して7kgも弾かれました。^^;
▼選別開始

お米が上から落ちてきて汚いお米が来るとピンポイントで風を当てて除去するそうです。
▼綺麗なお米は左に、汚いお米は手前に出てきます。

これで3等米でも1等米に限りなく近づくでしょう♩(笑)
▼早速梱包して関東のお客様に配送準備。

どうか、お口に合いますように~!(。-人-。)
▼そして玄米の鮮度を極限まで保てるという無酸素パック保存にします。

年間定期的(?)にご予約いただいている方の玄米は10kgの無酸素パックにして必要数をキープ。
酸化せず、虫、カビ、いろんなものからお米を守ってくれます。
布団圧縮袋とホッカイロのような使い捨てカイロでも同じ効果があるそうです。
冷蔵庫保存でもお米の状態によってはカビはきますのでこちらの方が経済的で効果的。
自分ちのお米はこんなことしませんけど、販売用のお米はやっぱり気を使います。
▼さて、弾かれた7kgもの汚いお米をどうしましょうか?

読者登録させていただいてて、いつも勉強させていただいている山農林さんの記事で、
無駄にならない方法を記載されていましたので真似してみます。
▼まずはコイン精米機の無洗米モードで精米します。

無洗米は精白歩合がとても高いのでお米は小さくなりますが表面の汚れはキレイになるかも?
▼やはりかなりキレイになりました。

これをもう一度選別機にかけて自家用のお米にします。
まだこれは炊飯していませんけど、問題ないように思います。
残りの2枚の田んぼのうち最後の田んぼはモミを無酸素保存して夏前にモミスリしようと思います。
真夏でも新米のような美味しいお米が食べられると思います。
機械に頼りっぱなしの作業でした。やっぱり文明の利器ってすごいですね。^^