母と初稲刈り♩(動画のリンク間違っていましたm(_ _)m) | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



生まれて初めて母と稲刈りをしました。^^嬉しかったです。

(↑小学生の作文か・・・w)

母は戦中派です。

母がまだ小学生だった頃、食べ物がなくって、裏庭の空き地を畑にして野菜を家族で作っていたそうです。

それでも昔の大所帯では食料が足りなくって、十数キロ離れた山畑まで野菜を作りに行っていました。

リヤカーに肥料や鍬などを積み込んで祖母がそれを引き母たちがそれを押す・・・

現代とい違って家事も大変な中、とうてい考えられない重労働です。

昔の人はすごかった!!母の話を伺う度に痛感いたします。

今では「え!?草取り?ダリ~~!!」そんなかんじでしょうか? ^^;

なので、畑仕事では母は私の大先輩にあたります。

でも、田んぼの仕事はしたことがありません。

ということで、母に対して初めて指導する立場に立っての農作業です。^^

私がなぜ母に稲刈りをお願いしたかというと・・・

やっぱり日本人の主食であるお米の収穫の喜びを一番大切な人の1人と分かち合いたかったからです。

今は米離れが進んでいますけど、お米は日本人の主食です。

最近はパンや麺類に押されていますが、1日3食ご飯はたべれても3度の食事がパンは嫌です!

少なくとも私は・・・そして、戦中派の母も同じだと思います。

ということで、稲刈り開始。

まずは母が田んぼに来る前に来年の種籾用に刈り取った稲束にキラキラテープで目印をつけます。


▼その後、田んぼの四隅の稲8株四方を刈り取ります。


ここから稲刈り機(バインダー)を導入します。


▼刈り取った稲の中にはまだ青々している稲穂も・・・


中干ししてい無いと次々稲穂が出ます。

いくらでてきてもこれではお口に入りません。^^;

でも、いいんです。これが自分のやり方ですし、自分の栽培方法とこの圃場にあっていると思っていますので。


▼刈り取った稲わらを母と一緒に束ねます。


母はO型とは思え無い几帳面な性格なので仕事を安心して任せられます。

父はA型でしたが、究極のO型な感じの性格でした。^^;(私がO型なのでそう感じるのです。)

血液型占いはあまりあてになら無いかも・・・と、昔から感じておりました。(笑)



▼さて、いよいよ稲刈り機(バインダー)の登場です。


バインダーとは稲を刈るだけでなく稲束に束ねてくれるのでその名前が付いています。

昨年までは1条刈りでしたが、今年は2条刈り。

でも、手で植えているので条間が30cmより広いと感じるところは1条で刈ります。


▼母には株間の雑草を取り除いてもらいます。


几帳面な性格なので常にバインダーの前で草を取ります。

バインダーは一旦停止してその作業を待ちます。^^;

要領良く無いところは私と同じかも・・・orz


▼それにしても今年はコナギが少ない♩


こんなに気持ち良く稲刈りするのは久しぶりかも♩

コナギって本当に厄介です。^^;


▼順調に刈り進め・・・




▼ようやく刈り終えましたが、この時すでにもう夕方・・・


離れた稲架小屋からヒノキの稲架を1本1本やじろべえのようなスタイルで運びます。

ヒノキは重い!!!!

頑丈ですが杉が嬉しいです。

でも、戦時中の祖母と母の苦労を思えば屁の河童です。

こんなの苦労とは言わない。


▼いよいよ稲架を組みます。


稲架を結束するのは荒縄です。


▼この方法は梅の里自然農塾の勇惣先生に教えていただきました。


自然農の創始者の川口由一さんの方法です。

荒縄は1尋(ヒロ)約180cmに切り分けます。

だんご結びなら1尋、再利用をするなら蝶結びでプラス20cmが適当と感じます。

稲架を運び終わっていざ結束!!!

と、おもいきや・・・


▼母・・・こんがらがってる・・・orz


なんとか切り分けて~~


▼稲架組み開始!


これは母がかけてくれました。^^


▼これも梅の里自然農塾の勇惣先生の教え通り♩


勇惣先生の「梅の里自然農塾」に通わせていただいて本当に為になりました。

やはり本物と自然を愛する先人のアイデア、想い、それらが積み重なって現在に至っています。

合理主義(儲け優先主義?)の現代に生きているとこんなことはなかなか学べません。

それが悪いとは言いませんが、いつまでも残し、後世に伝えるべき伝統も多いと思います。



▼日没寸前に母と稲架掛けの稲を撮影♩


母は75歳とまだまだ若いけど、私に比べると今日1日の疲労もすごかったのではないかと思います。

お母さん、いい笑顔をありがとうございます。m(_ _)m


▼早速東京にいる子供にLINEで送信♩



既読から3時間あまり・・・またしても既読スルーです。(泣)

でも、きっと母には電話の1本でもよこしているのではないかと期待してしまう父です。^^

母!今日は1日お疲れ様でした。m(_ _)m






※稲架の組み方や稲束の掛け方などのリンクが間違っていました。
 投稿日時を変更して再更新失礼いたしました。m(_ _)m