人力草取りの極意 | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



昨日は梅の里自然農塾の日でした。

棚田の草取りもあるのですが、他にも用事があり、この日は棚田には行かずに色々作業です。

私が梅の里自然農塾で学ばせて頂いてまる1年がたちます。

この日のメインの作業は田植えと田んぼの草取りです。

田んぼと言っても自然農の田んぼは水を張ってはいますが、畑のような田んぼ。

耕さない田んぼです。

作業内容は昨年と同じ事ですが、毎年同じ事を教わっているようでいて、新しい何かを学べます。

「昨年やったからもう覚えた」なんて言っていたらとても損をします。

新しい何かを教わりながら、違う新しい何かを自分で発見する楽しさがあるからこそ農塾に通います。

百姓毎年1年生です。

今回は面積が広く、作業人員が少ない場合は草取りも考えてしないと効率が悪いという事を教わりました。

自分自身、田んぼの除草では端から順番に除草していましたが、

それでは稲の生育もばらつきが出やすくなります。


▼1つ飛ばしに除草すると稲からしてみれば片方どちらかが草の無い状態になります。


例えば1週間かけて除草する場合、1週間草まみれの稲と、1週間草の無い状態で育った稲が出来ます。

雑草の生育が旺盛になりつつある時期の除草なら特に効果的ではないかと思います。


▼休憩は勇惣塾頭お手製の自然農梅の梅ジュースで喉をうるおします。


疲れた(?)体にはやっぱり梅ジュースですね♪


▼お次は田植えです。


こんなスケールを使って植え付けます。

株間25cm~27cmで条間は40cm。

1度に植え付ける本数は3株。

1株あたり2~3本です。


▼田植えしていくうちにスケールがズレないように目安紐が張られています。


それにしても手間ひまのかかる稲作ですね・・・

1人で出来る面積も限られてくると思います。

でも、トラクターがなくても、牛や馬がいなくても稲作が出来るのが魅力です。

水さえあれば畑の感覚で水稲が作れるのですから。


▼お昼休み前には畑見学。


これはショウガです。


▼これは真菰(マコモ)


ここは畑ですが、山からの水が滲んでいるので真菰もぐんぐん育つようです。


▼甘長唐辛子



▼ズッキーニ



▼防獣ネットをつる性野菜のネットに。


丈夫で長持ちするそうです。

今回もたくさん学ばせて頂きました。m(_ _)m 勇惣塾頭、どうもありがとうございました。