
ようやく自給自足村の田植えが終わりました。
週末だけの田植えなので開始から2週間もかかりました。
一番時間がかかったのは苗代からの苗取りと苗の選別です。
もうメンバー全員、ヒエとイネの区別がつくようになりました。
でも、田植えの比ではないくらい時間がかかります。
今後はちょっと考えないといけません。
この土曜日と日曜日に植えた苗は私の平野部の田んぼの苗代で育苗した苗です。
大きさも棚田の苗代の苗とは桁違いに大きいです。
播種時期は1週間~10日程しか違いませんが地力の問題なのか?日照の問題なのか?生育が違いすぎます。
日曜日には地元のお年寄りの方も田植えに参加していただけました。
▼真ん中が御歳70歳の地元にお住いの Iターンの男性。

田植え経験はなく、死ぬまでに一度田植えをしてみたかったそうです。
しかし、年季入りの作務衣に麦わら帽のスタイルはどう見てもベテラン農家さんにしか見えません。^^
▼そして棚田の持ち主のおばあちゃん。

こちらは言わずもがな、本物のベテランさん。
足取りも軽くヒョイヒョイと苗を植え付けて行きます。
ここ十数年、稲作をされていなかったそうですが、さすが昔とった杵柄です。
見るからに棚田に溶け込むご老人の姿はカメラマンの心をくすぐったのか・・・
▼いつもは高台からしか写真を撮られない私たちですが、至近距離からの撮影です。

ターゲットはもちろんご老人。
写真にはどんなタイトルがつくのでしょう?^^想像するだけでちょっと楽しいです。
それにしても、カメラマンさん・・・張り巡らされた電気柵の存在に気がついているのかいないのか・・・?
いつ電撃を受けてもおかしくないお顔の位置・・・^^;お気をつけ下さいね。
▼午後からは3人だけになりましたがたった1枚だけなのであっという間に終わりました。

この日の田植えした棚田は全部で4枚。
たった3時間で終わりました。
2週間前の田植え開始日も代掻きとか苗の準備さえ出来ていれば1日で終わっていたと思います。
何もかも私の責任です。
メンバーの皆様、ご参加の皆様、苗取りまでお手伝いいただきまして申し訳けありませんでした。
▼田植えを終えた棚田を上からボ~ッと眺め、微妙な達成感を噛み締めます。

達成感・・・というよりも、みんなで準備を始めてからの思い出が蘇ってきました。
ほんの2ヶ月半前からの出来事ですけど、すごく長い時間に感じました。
さて、これからは草退治に大忙しです。
私は次の週末には参加できませんが、メンバーの皆様よろしくお願いいたします。m(_ _)m
田植えにご参加下さった大勢の皆様、感謝いたします。m(_ _)m