田植えから20日│3通りの育苗方法による差は? | 自然派で行こう♪

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田植え終了から20日経った里田の1枚です。

1本植えですが、今年もなかなか順調に生育しています。

元肥に米ぬかと菜種粕とミネラルを少量入れています。

あと、自生していたクローバーやカラスノエンドウなどの緑肥作物。

もう既に葉の色が濃くなってきています。

そろそろ施肥の時期ですがもう少し遅らせた方が良さそうです。状況次第では施肥しなくてもいいかも?

ちなみに里田とは「さとだ」ではなく、「さった」と読む地名です。



本日午前2時起床。諸用を済ませ雨も小康状態になった午前5時より農作業開始。

雨の中の農作業にはビニールのカバーをしたお遍路笠を使っています。

レインスーツのフードよりも圧迫感がなく快適です♩


▼本日の作業は除草作業


まず条間を除草して・・・


▼続いて株間を除草して



▼株間と条間を横切るように斜めに除草。


これで随分と株周りも除草できますが、やはりわずかに残ります。

結局最後は田んぼに這いつくばって手で除草することになりそうです。

人目につく田んぼなので除草していると・・・

「人力除草!?懐かしいの~!」とか「来年は除草剤使え!」とか・・・通行人が賑やかです。^^;


▼午前8時半になったので一旦終了。


2回目の除草、2/3が終わりました。

この水田にはコナギはほとんど生えないので緊迫感に欠けます。w

ちょっとのんびり除草します。

夕方は苗取りと日没まで残りの田植えです。

機械を使って植えて、除草剤を使えばこんな苦労はしなくてもいいんですけどね~。

正直、水田用の除草剤って健常者にとって体に悪いとは思わないけど、水生動物や微生物に良くないかも?

そんな感じで使う事をしていません。

除草剤をまいた水田にもカブトエビやホウネンエビがわんさかいますし・・・。

でも、やはり除草剤や防除薬を使わないで作りたいんです。やっぱバカですか?変人ですか?

除草剤やその他の農薬を使った稲作をするのなら自分でお米は作らずにお店で買います。

本当の楽しさは苦しさの向こうにあるものですから・・・趣味の稲作は楽しくないとですね。



さて、この水田には3種類の育苗方法の苗を植えています。

ひとつは1箱40~50g播きの箱苗。

そして、湛水直播の苗。

もう一つは陸苗代の苗。

田植えから20日経ってそろそろ何らかの差が出てきているでしょうか?


▼陸苗代の稲


なかなかいい感じです!^^


▼苗箱の苗


これもいい感じです。


▼湛水直播(水苗代)の苗


・・・あんまり大差ありませんね。

最後まで大差がなければ来年からは超薄播きの苗箱育苗に戻そうと思います。

何反分もの苗を陸苗代で育苗するのは時間がかかって1人では過酷すぎますから・・・。

それに、田植え途中で腰を痛めても田植え機を使っての田植えに切り替える事ができますから。


それにしても、もう既に眠い・・・今日はこれからまだまだ長い・・・夕方まで持つかな?^^;



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