
早起きして雑用と投票を済ませ、弁当作って棚田に向かいます。
天気予報はやっぱりあてにならない・・・
晴れという予報なのに今にも降り出しそうなお天気です。
▼とりあえず無事に棚田に到着。

おばあちゃんが草刈りしている・・・
と思ったら山菜採りらしい。
よし!刈るぞ!!
と、その前に棚田のチェック。
▼使い物にならない畦波や畦シート・・・

メンバーの中には現在関東在住で5月半ばにIターンしてくるご夫婦もいます。
先日の打ち合わせでは畦塗りに非常に興味をお持ちでしたので、畦シートを取っ払って畦塗りしよう。
ボロボロの畦シートなどで囲われた棚田は風情も景観も半減です。
▼それにしてもこれはやばい!

畦波とか畦シートって畦に寄り添うように張り巡らせてありますが、
この部分は塀のように直立しています。
こういうのは取っ払って畦塗りをします。
でも、畦塗りの前に畦を高くしないと・・・
これはかなりの重労働になりそうです。
でも、今年は一人ではありません。
田植え以前の下準備も一緒にしてくれる仲間がいます♩仲間がいるって本当に心強い!
収穫したらみんなで山分け。
苦しさも美味しさも山分け♩
▼草刈りの前に収穫できるものを収穫します。

カンゾウ。
カンゾウにもいろいろあるけど、これはなんていうカンゾウなのだろう?
花が咲いても恐らくわからない山菜ど素人です。^^;
▼ゼンマイと野蕗

ゼンマイはわんさか生えています。
おばあちゃんはこれを採っていたようです。
おや!?赤いものがチラッと・・・
▼山菜ではないけどマンリョウです。

これで全体。
小さな株なのに大きな赤い実をつけています。
なんだか健気・・・
▼イタドリもありました。

イタドリは当地方ではゴンパチと呼ばれています。
今回の畦草刈りは本会員3名でこっそり行いました。
私以外は女性です。
自給自足村(仮称)の棚田の上には駐車場と休憩所と清潔な新しいトイレも完備。(地区所有です。)
女性の方が参加されても安心です♩
▼男湯?的なのれんでおしゃれ。w

草刈りをしていましたが、早朝から多忙でしたので私は朝ごはんを食べていません。
腹が減ってはなんとやら・・・
▼正午を待ちきれずにお弁当にしました。

弁当手作りです。
嫁は嫁で忙しいので作ってくれとは言えません。
▼特大5Lサイズの梅干と適当なおかず。

はるもにあの畑さんに教わった「大根のサヤ」も唐辛子麹であえて詰め込んで起きました。
▼飲み物は自家製の人参オンリージュース。

添加物も甘味料も人参以外の野菜や果物いっさい無し。
人参だけでも甘くて美味しい。
美味しい空気とキレイな景色に囲まれ、山並みを見下ろしながらのお弁当は最高です。
▼しばらくして外人観光客の御一行様が到着。

メンバーのお1人で、この棚田の所有者のお孫さんは観光客のガイドもされているようです。
熊野古道のリピーター外人観光客に大人気。
私の畑の人参ジュースも飲んでいただきました。
外人さんに稲作について少し質問されましたが、単純な質問でよかったです。^^;
田植えはいつ?収穫はいつ?的な感じでした。
▼その後、オーストラリア人の御一行様は熊野古道周辺の行脚に。

なぜかメンバーのお子さん達も御一行にくっ付いっててる・・・
▼このホースが横たわっている1枚の棚田だけは田んぼとして使わず畑にしていたようです。

なぜ?今まで耕作していた方に訊ねてみたら両端が三日月の様に細く、耕運機がターン出来ない様です。
こういう場所こそ梅の里自然農塾で教わった自然農の不耕起稲作の出番ですね。
が、しかし・・・畝を作ってあるのでそれを取り壊すと不耕起ではなくなりますが・・・
来年からは不耕起で行うか、水持ちが悪ければ鍬などを使った人力代掻きをします。
私が稲作を始めて行った年も人力代掻きしましたが、結構堪えます。
あれから5歳もおっさんになったのでさらにキツいかも・・・
牛とか使えばこういう棚田もうまく代掻きできるのかな?
でも、牛の方が耕運機よりも大きいような・・・
牛は生き物だから器用にUターンしてくれるのかな?
ものすごく疑問が湧いてきましたので、調べてみました。
http://www.tanada1504.net/tanaken/2012/05/27/代掻きです!/
やっぱり人力で代掻きを行っていました。
ということは代掻き前の荒起こし等も人力なんですね。
石川県の白米千枚田のように無数の棚田の集合体の千枚田ともなると本当に大変そうです。
そして、この日は大した雨に降られることもなく草刈りはひとまず完了。
▼ビフォー

▼アフター

下から見上げると随分きれいになりました。
▼ビフォー

▼アフター

でも、上から見下ろすとほとんど変わっていませんね・・・。^^;
ということで、自給自足村(仮称)記念すべき1回目の農作業はこれにて終了です。

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