
お得意先での仕事を済ませ自然農塾に30分だけ立ち寄りました。
本日は日曜日にできなかった水稲の種下ろしをする日。
本当は明日の予定でしたが、雨なので急遽本日に。
よかった・・・明日なら参加できなくなるところでした。^^;
予定時間よりも遅れに遅れ、到着した頃にはほとんど作業が終わっていました。
なので、説明だけ伺ってきました。
不耕起の苗床を作るには2~3cmの表土を削るそうです。
それは雑草の種子を取り除くためだそうです。
苗床は1反歩の植え付け面積ならば1m×20mだそうです。
しかし、塾頭は1mよりも両側に40~50cmくらい幅広く削っていました。
それは覆土用の土を1m+αの部分から取るためだそうです。
2~3cm削った土の上に催芽させた種もみをばらまいて手作業で念入りに3cm間隔に並び替えます。
使う種もみの量は1反で5合。
これは一人でやっていたらかなり時間のかかる作業になりそうです。
▼そして覆土を・・・と思ったら、苗箱用の覆土用焼土をばら撒き始めました。

なぜ?と、思いましたが、まだまだ田んぼの土が乾いていないからだそうです。
明日も雨なので確実に乾いている覆土用焼土を使用したそうです。
延ばし延ばしにするとどんどん芽が出てしまいますからね。
▼その後で、鋤簾で鎮圧。

私以外の参加者のはるはるさんと岡田さんのスケジュールもあって、作業はここまで。
この後は切り藁を苗床にかぶせ、稲束をその上に並べ、竹や木の棒で藁が飛ばないように抑えた後、
防鳥紐をはったり、防虫ネットでトンネルをするそうです。
15年以上不耕起の勇惣塾頭の圃場と違って私の圃場ではさらなる雑草対策が必要かも?
土を削るという作業も無駄になるような気がするのでちょっと応用が必要な感じです。
▼作業を終えて塾頭に古代米の種もみを頂戴いたしました。^^

棚田を借りることができればそちらで育ててみたいです。
雲海を見下ろすようにそびえる赤米。
想像するだけでワクワクします。^^
▼この赤米は昨年の自然農塾で勇惣塾頭と塾生のみんなで植えた赤米の子供達。

植えた時も苗箱育苗にしてはかなり大きな苗でしたが・・・
▼肥料なしでもこんなに大きく育ちました。

草丈はとんでもなく高く、これが稲!?というような姿と色合い。
見た目も美しいですが、食べてもとても美味しかったです。
赤米にはうるち米ともち米がありますが、こちらはもち米の方。
お赤飯とはもち米に小豆を混ぜて炊くのが一般的ですが、本来のお赤飯は赤米のもち米を蒸したもの。
▼お餅にしてもとても美味しかったです。

来年のお正月には紅白の餅で新年を祝いたいものです。
▼とりあえず真水選だけしておきました。

これで質量的に1/3は浮いてしまいます。
重量では1/10ほど捨てることになるのでしょうか?
これで冷蔵庫に保管してもブツブツ言われなくて済みます。^^;
▼乾かして冷蔵庫に保管しておくとします。

頂いた後で伺ったのですが、これは天橋立の籠神社(このじんじゃ)の御神米を譲り受けたものだそうです。
またまた貴重なものを頂いてしまいました。
無下に扱うとバチが当たりそうです。^^;

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