
まったく情けなくなる程に失敗続きの発芽玄米麹作りです。
失敗の原因はいろいろあると思いますが、そのうちの一つは種麹が玄米に向いていないのでは?
もし仮に種麹が原因でないにしろ、それを確かめる必要が有ります。
ということで、秋田今野商店さんにお伺いして発芽玄米に向いている麹をチョイスして頂きました。
最初は玄米に向いている麹ということで「吟香」という清酒作りに使う麹をお勧めいただきましたが、
最終的に味噌作りに使うのであればと、「麦味噌用」の種麹を送ってくださいました。
今まで使っていた種麹は20gで180円でした。
秋田今野商店さんのサイトには価格が載っておらず、お伺いすると送料込みで2650円。
えええ~~~!!!今まで使っていた種麹の15倍近い価格!?
でも、お世話になったのでもちろん買わせていただきます。
そして、昨日到着した種麹を見て安心しました。
20gではなく、70gも入っているではありませんか。
しかも、今までのと違って純粋な種麹のみ。
粉末状の種麹です。
▼今までのはこれ。

20g入りと言っても、培養の際に使用した米が入っています。
この米の重さも込みで20gです。
実際は何gの種麹なのかというとかなり少なそうですね。
これをふるいにかけて使うのですが、写真のように米粒に種麹が付着したまま残っています。
考えようによればかなり割高かも?
70gもあればかなりの麹を作ることができます。
本来は麦用なので発芽玄米麹だけでなく、麦麹も作ってみたいです。
私の地域の味噌は豆は使いません。
米と麦だけで作る味噌なんですが、それもできれば作ろうと思います。
▼でも、半年間しか使えないようです。^^;

「冷凍はダメだけど、冷蔵庫に入れておけば1年は大丈夫。」との事。
それにしても、発芽率って・・・まるで野菜の種袋に書かれている表示みたいですね。
▼この中にある麦味噌用と書かれている麹が今回の麹です。

表を見る限りでは、「発芽玄米麹造りで失敗知らずのあぐりさんが使われている長毛菌」ではなく短毛菌。
うまくいけばいいのですが・・・
最終目的は3年後に美味しい中辛味噌が出来上がっていればいいのですから、専門家のチョイスを信じます。
▼フードプロセッサで玄米に傷をつけていよいよ浸漬開始。

種麹の違いでどこまで麹作りが変わるのか?
とても楽しみでありますが、めちゃくちゃ不安でもあります。
なにしろ、これが失敗したらもうほとんど山田のササシグレは残ってないのですから・・・
失敗は成功の母!その言葉を信じて気合を入れて作るとします。

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