
発芽玄米麹造りがうまくいかない原因は恐らく他の菌によるもの?
雑菌の繁殖で麹菌がうまく増えてくれないのだと思います。
他にもいろいろ原因はあると思いますが・・・
ということで、まずは今の麹室を改良してみました。
今までは熱源はホットプレートを使っていました。
その結果どうなるかというと・・・。
▼麹蓋の中心部分が重点的に過熱されます。

そしてそれが雑菌の繁殖にもつながると思います。
結露も雑菌の繁殖の原因かも?
前回の麹の出来具合を見ていると麹蓋の中心部分が出来が悪く、周囲の出来が良かったです。
それを踏まえて改良するとします。
▼使う熱源はファン付きのこたつヒーター

そしてその4隅に陶器のグラスを置いて・・・
▼石膏ボードを乗せる。

石膏ボードの周囲から温風がファンで送られてじんわりと立ち上るようにしました。
▼麹蓋にはメッシュ状の抗菌シートを敷き詰めました。

これは商品名はダストマンと言うもの。
▼図にするとこんな感じ。

これで麹蓋の一部が極端に過熱されず、麹蓋に付着している他の菌もある程度は遮断できるかも?
そして、結露の水滴落下による雑菌の繁殖も防げるかも?
自家製の自然栽培ササシグレの玄米を手動のフープロで40秒回して傷をつけました。
それから発芽するまで水に浸して丸一日水切り。
その後、ゼロ活力鍋で120度になってから1分間蒸しました。
火を止めてそのまま放置。
この時点で米粒の芯は無くなっていますが、全体にちょっと硬いので35分通常の気圧で蒸しました。
▼今日の午後3時過ぎに仕込んで、それから6時間。

麹室内部の温度は24.2度。
現在の品温は31.2度。特に変化はありません。
品温はもちろん、今回は麹室内部の温度も低め低めで行うとします。
これで成功すると思います。
近所のお味噌屋のおばさんは秋なら加温しなくても毛布で包むだけで麹ができると言ってましたので・・・
とりあえずは秋の温度を再現中です。
こんどこそ!!!!(>_<)