山田の冬期湛水の現在 | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



最近の山田には常になみなみと水が溜まっています。

今まではなかなか水が溜まらずに、頻繁に水のチェックに足を運んでいました。

水の溜まらない原因は水路の途中にあるパイプに亀裂が入り、そこから木の根が侵入。

パイプの中は根っこだらけでした。

パイプを切断して木の根を除去すると今までとはぜんぜん違う勢いで水路に水が流れ始めました。

肝心の山田の状態ですが、パン箱での実験とは違って生物によるトロトロ層はさほど出来ていません。

土質、水質、水温、気温、日照などの条件が違うとやはり何もかもが違ってくるようです。

私が稲作をしている山田でも1枚1枚がまったく違う状況になってしまっています。

山田6枚のうち、4枚が不耕起です。


▼ここは不耕起の最上流の田んぼ。


まったく手をつけていませんが、常に水が溜まっていました。

なので、昨年の水田雑草も泥の中に少しだけ埋もれています。


▼ここは最近ようやく水が溜まった田んぼ。


ウシノケグサがほぼ前面に生えています。

こんなんで田植えができるんだろうか?

このままだと確実に手植えしないといけませんね。^^;

できることなら機械で植えたいです。

山田のササシグレはできる限り省力して、手間を省くところはとことん手間を省きたいです。

いつ何時、サルやシカなどに全滅させられるかわかりませんから。

全力投球して壊滅状態になった時のショックは半端ではありませんので。^^;


▼ここは最下流から2枚目の田んぼ。


ここも不耕起です。

藻がかなり生えてきています。

水の美しさからしてアオミドロではなくサヤミドロだと思います。

サヤミドロは窒素を固定してくれるとも聞きますのでちょっと期待しています。

不耕起でも土はとても柔らかです。

土の硬さ的には田植え機でも植えることができそうです。

でも、これ以上サヤミドロがはびこるとここも手植えしないといけませんね。

田植え機がとんでもないことになりそうですから。


山田は田植えを早く済ませないといけませんので、あと2ヶ月半すれば田植えです。

そろそろ種籾の塩水選を始めようと思います。



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