
オール自家製の手前味噌をもうすぐ仕込みますが問題は塩。
沖の黒潮を漁師さんに汲んで来てもらって海水塩を作っていましたけど、
海水塩に含まれるにがり成分の塩化マグネシウムは摂取しすぎると良くないようです。
たまに使う塩ならば気にしなくてもいいのでしょうけど、味噌汁は1日2回は飲みます。
わずかなにがりの量が年間トータルすると大量に摂取するという可能性もあります。
で、塩についていろいろ調べていたのですが、同じ海水塩でも藻塩は体にいいみたいです。
でも、藻塩は高い!という事で藻塩を自作してみる事にしました。
藻塩の作り方は
1、海藻(ホンダワラ)を海水に浸けて乾燥させてまた浸けてを数回繰り返す。
2、海藻を焼いて灰にする。
3、灰を海水に入れて布で漉してから煮詰める。
あとは通常の海水塩の作り方と同じです。
これなら作れると思います!
ホンダワラなら磯際や海岸にしょっちゅう打ち上げられているのを見かけますから。^^
▼という事で海にやってきました。

海がきれいな方がいいので、大きな河川がなく釣り人もさほど来ない海にしました。
しかし・・・
▼ない!!

▼ない!!!!!!

▼どこにもない!!!!!!!!(>_<)

最近耳にしたお話ですが、ホンダワラからバイオエタノールが作れるというお話です。
もしかしてそれを狙った業者が乱獲したのだろうか?
もしくは、私のように藻塩作りにこっそり励んでいる人が回収していったのだろうか?
それとも、私が単にホンダワラの無い海辺をほっつきあるいているだけでしょうか?^^;
▼しかたない・・・貴重な頂き物の海人の藻塩2袋を使うとします。

みはるさん、使わせていただきますね。m(_ _)m
▼そして新潟の玉藻塩。

玉藻とはホンダワラのことで、海人の藻塩と成分は同じだと思います。
でも、色も粒の大きさも全然違います。
まだ使っていないのですが・・・一気に使う前に少しだけおにぎりに使ってみるとします。
lunamamaさん、使わせていただきますね。m(_ _)m
▼そしてこれも使います。

モンゴル岩塩の蒙古颪。
どうしてこれを加えるかというと、塩化マグネシウムの過剰摂取を抑えるためです。
岩塩にもいろいろあります。ちなみにヒマラヤの岩塩は塩化マグネシウムが含まれています。
▼蒙古岩塩の成分表。

塩化マグネシウムがまったく含まれていません。
これと海水塩をブレンドすることで自分なりに納得出来るブレンド塩ができます。
▼これもlunamamaさんから何年か前にいただいたモンゴル岩塩。

これも使わせていただきます。m(_ _)m
▼これで塩が揃って準備は万端です!

あとは発芽玄米麹が出来上がるのを待って、自然栽培の小糸在来大豆を発芽大豆にして味噌作り開始です。
注文している木樽が全然完成しないのでまずはポリ樽に仕込んでから天地返しの時に木樽に移すとします。
味噌作りを終えるまで、神経が張り詰めたまんまなのでそろそろ疲れてきました・・・。(笑)