
手前味噌作りのための発芽玄米麹を作っています。
3割がうるち米。7割が気づかずうっかり使ってしまった赤米(もち米)の玄米です。
全部うるち米だと思っていたのですが、大誤算。
でも、いいんです。結果がどうなるのかそのまま米麹作りを始めてみました。
麹室のサーモスタットの設定温度は30度ですが、品温は常に35度を超える温度になっています。
さぞかし、麹菌が働いているのだろう?と、思っていましたが・・・
▼写真には写っていませんが、麹室を開けると湯気が沸き立っています。

蒸し布をとって確認すると・・・
▼あれ~~!?ベッチャベチャ・・・

この手の発酵物でこのようになって失敗した経験が・・・
あ!EMぼかし作りです。
昔、EMぼかし作りにはまっていた頃、水分が多くて失敗したことがあります。
その時と同じ感じかも!?
でも、その時の感じとは何かが違う・・・
そう・・・これは、水分もありますが、かなり油分を含んでいる感じです。
通常の精米工程でできた米ぬかには10%の米油が含まれているといいます。
米全体ではもっともっと油が含まれているのかも?
それがにじみ出てきたのでしょうか?
古代米の「赤米」にはさらにそれが多いのかもしれません。
▼まずは水分だけでも少なくしたいです。

麹室の蓋の間に新聞紙を挟んで1日待ちました。
かなりの水分が取れましたが、やはり米は油でドロドロです。
▼品温は30度を切り始めてしまいました。

まずは予定通りの失敗です。
すぐに次の挑戦に移ります。
でも、ここで同じことをしていてはただのノータリンです。
釣りバカと同様、麹バカ、味噌作りバカを目指して頑張りたいんです。
ノータリンにはなりたくありません。
今回の「発芽玄米麹作り」の反省点としては蒸す前の発芽玄米の水切りかもしれません。
あまりに水分が多かったのだと感じます。
しかしその前に試しに中途半端に残っているハッピーヒルの白米を使って普通の米麹を作ってみます。
注文している吉野杉の味噌樽の完成までにはまだまだ時間がありますから♩
白米での麹作り、玄米麹作り、いろいろ試してみたいうと思います。
そのうち成功するといいな~♩