
米ぬかバリアを使って白菜を定植して4日が過ぎました。
実験で米ぬかがネキリムシに効果がある事は解りましたが、
実際に畑で使うとどうなのか?
そこんところが気になります。
敵が米ぬかよりも白菜が好きだったら、土を深く潜り、根の直下から真上に這い上がって食べるかも?
そんな心配もありましたが、被害は全くのゼロです。
白菜はとても良い感じに育っています。
来年からは米ぬかを活用してネキリムシ対策をしようと思います。
さて、白菜の場合は株の周りをサークル状に囲むように米ぬかを撒きましたが、
そんな撒き方が出来ない場合もあります。
▼たとえば条蒔きにしている場合。

うまく行くかどうか解りませんが、条間に肥料を入れる感覚で使ってみました。
▼そして鍬でざっくりと混ぜてみました。

これは野崎白菜ですが、株がまだ小さいので根が焼ける心配も無いかと思います。
そのうち米ぬかは肥料になってくれるかと思います。
▼そして、穴空きマルチを使っている場合。

これは実験的に直播きしたレタスです。
案の定、発芽と同時にネキリムシの食害にあい、今ではほぼ全滅の20株しか残っていません。
▼スカスカです・・・^^;

ネキリムシはきっとまだこの畝の中にいると思います。
放っておけばますます被害は拡大しますので、ココにも米ぬかを使ってみるとします。
こう言う場合は株周りにドーナツ状に米ぬかを撒く事はできません。
▼なので、植穴に使わない穴に米ぬかを入れるとします。

元々は植え付けしないマルチの穴は追肥用に使っています。
でも、こまめに草取りしないと水田跡の場合、ウシノケグサがはびこって追肥作業もままなりません。
米ぬかは抑草効果もあるのでこれでネキリムシ撲滅&抑草効果さらに米ぬかの肥料効果で一石三鳥です。
しかし、肥料効果を狙うにはタダ置いているだけではダメかも?
▼と言う事で土とざっくり混ぜておくとします。

コレで肥料としての効果も出ると思います。
▼欠株部分にはいろんなレタスを植えるとします。

最近よく冷え込むのでそろそろ不織布をかぶせておかなければです・・・。
それにしても不思議なのが・・・
▼小カブとカラシナはまったく被害を受けていません。

なぜなんだろうか?
小カブとカラシナの間の畝のほうれん草は絶滅寸前なのに・・・。
謎です。^^;