
手を鋸で切ったため、1週間除草作業をストップしていました。
自然農塾の草刈りでは食器洗い用の手袋をしたりしましたが、
作業の後で手袋を外すと水がいっぱい入っていたので無理をせず安静にしていました。
やっと傷口が塞がりそうなので昨日より除草作業を再開です。
1週間まえに田車を掛けた最小の田んぼはどうなっているかな?
▼ありゃ~~!!

なんだか田車を掛ける前よりもスゴい事になってる!!
きっと根が刺激された事により、株間のコナギの生育が早まったのだと思います。
条間のコナギはほぼ土の中に埋まっていますが、中には息を吹き返しているものも・・・
▼もう水面下には治まっていません。

コナギも小さなうちは根への刺激で大きくなるとは感じませんでしたが、
ある程度の大きさになり、根を張りはじめると田車除草は完璧にしないと逆効果な気がします。
こうなったらもう手で取るのが一番ですね。
▼と言う事で、昨日から手を抜かずに手抜き除草。

本日も雨の中3時間頑張りましたよ。
でも、根を張ったコナギの除草には時間が掛かります。
早く抜かないと昨年の抜こうにもなかなか抜けない恐怖がまたやってきます。
来年の課題はデッキブラシ除草をもっと良いタイミングで全圃場に施す事です。
しかし、デッキブラシ除草は本当に生えはじめの小さい雑草にのみ有効です。
そのためには時間差をつけた代掻きが大事なのかもです。
圃場による日照の違いも考慮して代掻きしないとですね。
そうすると時間差でコナギ等の雑草が生えて来てくれるからです。
▼しかし、田車をかけると稲も刺激を受けて1週間で大きく育っていました。

山田の日当りが悪くて生育が悪い稲も今の時期に田車を掛ければ生育が良くなるかも?
周囲の慣行栽培のV字型稲作の稲は充分な分げつをし、もう中干しに入っていますが、
自然栽培やへの字稲作では中干しをしないのでのんびり分げつを待つとします。