大玉トマトの植え付け第1弾 | 自然派で行こう♪

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本日は大玉トマト強力米寿の植え付けをしました。

このトマトは初めて育てます。

樹勢の強い品種なのかどうかは解りませんが、ヒョロ苗になっているので寝かせて植えてきます。

まずは双葉の上の3節の枝をカッターで切り落としました。

陽に当てて切り傷が乾く間に他の作業をします。

まずは肥料とかミネラル類を畝に入れるとします。



昨年の植え付けでは強制的に根を表層近く這わせるようにしてみましたが、

青枯れ病にはやられませんでした。

しかし、なんだか元気が無いんです。

味もイマイチな感じでした。

やはり根が無理していると植物はイマイチな気がします。

と言う事で、今回は強制的に根を表層を這わせるのではなくて、

自主的に表層近くに根を張ってくれるように工夫してみます。

基本的には永田農法と故・井原豊さんの寝かせ植えを組み合わせたものです。


▼ミネラル類としてはマインマグN


これはケイ酸や苦土や微量要素の肥料です。


▼そしてカキガラ石灰。


カルシウム補給とか酸性土壌を緩和してくれるかな~?


▼そしてバークを炭化させたものに醗酵魚粉を混ぜたもの。


使う機会がなかったので、3年寝かせていました。

腐ってないだろうか?^^;



▼これらを畝の表層に撒いて軽く三角ホーでかき混ぜてみました。


決して深く混ぜ込まずに浅く浅く混ぜました。

それは、トマトの根が「表層のほうが居心地が良い♪地中深く入るのをやめよう~♪」

な~んて思ってくれないかな?という事をうっすら期待しています。

元々トマトは広く深く根を下ろす植物ですが、

表層に肥料があり、下層に何も無ければ相当な水不足にならなければ根は表層に張る気がします。

青枯れ病は地表20cm以内には上がってこないと聞いた事もありますので、それを信じています。


▼基本的な肥料は長く効く有機ボカシ肥料を使います。


タケミ菌なるものが含まれています。

青枯れ病の原因菌は他の菌にたいしてそんなに強く無いと聞いています。

なので、このタケミ菌がやっつけてくれると良いな♪^^

ちなみに過去の栽培ではEM菌もラクトヒロックスも効果はありませんでした。

でも、昨年使ったタケミ菌入りの肥料では青枯れ病が出なかったので、今年も期待していますよ。^^


▼タケミ菌入りの肥料は畝の表層にバラまくだけで鋤き込まないでおきました。


畝の中心は多めに。

畝の外側は薄めにバラまいています。

さて、植え付けします。


▼ポットの土を崩して土をはらって根をちぎりました。


永田農法で用いられる方法です。

植え付けの際には根を拡げて地表近くを這わせるようにします。


▼畝に土をはらった苗を並べました。


株間に特にこだわりはありません。

17mの畝に30本を植え付けるので

今回は55cmくらいにしました。


▼カッターでマルチを切り裂いて




▼植え付け完了です。



▼マルチの上から敷き藁をしいて完了です。


青枯れ病の原因のひとつは地温の上がり過ぎにあると感じています。

マルチはシルバーマルチ。

地温はそんなに上がりませんがマルチシートのなかにも雑草が結構生えます。

それは良いように取れば地温が更に上がりにくくなると言う事です。

その上から敷き藁をして更に地温を上がりにくくしました。

青枯れ病に悩まされない圃場では植え付けまえに地温を上げておくのがセオリーですが、

永田農法の様に根を切って植え付ける方法では活着迄の苗の負担が大きいです。

尚かつ青枯れ病対策を取るならば地温を上げないほうが良いように感じています。


▼植え付け後3時間。


グッタリ萎れている苗もあります。

グッタリ萎れていてもそのうち元気になります。


▼あ!すぐに元気になった株もあります。


トマトは病気には弱いけれど、生命力は強いのですぐにみんな元気になってくれると思います。^^

今日はこの後、サツマイモの植え付け準備とか田んぼの準備をしました。

とっても気持ちのいい1日でした。^^

お次はエアルームトマトの植え付けです。

みんな元気に育ちますように~♪^^