
そろそろ苗作りに向けて種籾の準備をしなければ・・・
ということで、まずは塩水選をしました。
塩水選とは重くて良い種を選り分けるために塩水を使い沈む種籾を選ぶ作業です。
昨年は海の水を汲んできましたが、結局は塩を追加しなければならず、
ガソリンも高いので、安上がりどころか逆に高く付いてしまいました。^^;
ということで始めます。
▼塩水の濃度はコレで測ります。

昨年までは塩水の濃度を塩水計に書かれいる通り、1.13で選別していましたが、
ササシグレの種籾を譲って下さった太田さんがおっしゃるには1.13では良い種籾も沈んでしまう。
1.08~1.10の濃度の塩水で浮いた種籾を除去すれば良いらしい・・・
そういえば昨年は1.13で選別し、自家採種の種籾の半分は浮いていた様な気がします。
1.13の方がさらに良い種籾を選り分けられるとは思うのですが、
種籾が足らなければ意味ないので1.11位で選別することにしました。
▼こんな感じかな?

▼さて、選別開始♪

▼かなり浮いていますね・・・

かき混ぜればかき混ぜるほどなんだか次々に浮いて来ます。
種籾・・・足りるかな?^^;
一体何gの種籾をポイしなければいけないのだろう・・・
ちょっと不安になってきました。
▼ええ~~!?377gもウキましたよ・・・orz

と言う事は、約2.7kgで2反半の田んぼに植えなくてはなりません。
苗箱1枚に40~60g蒔いたとして45枚~67枚の苗が出来ます。
薄播きのため、欠株は必ず出るだろうから、補殖用の苗も必要だし・・・
なんとかなるかな?^^;
苗が足りずに田んぼにスペースが出来ればビオトープでも作ろうかな。
▼にわか雨が降って来たのでバスタオルの上で乾燥させるとします。

均一に並べて・・・あれ!?
なんだか白い米が・・・・
▼こんなに混じっていましたよ・・・

中には指で押しただけですぐに粉々になるものも・・・
色からしてこれは昨年収穫した米ではないような・・・?
きっとコンバインかハーベスターのなかに混じっていたものかな?
もしもこれが発芽してササシグレ以外の品種だったら交雑してしまう~~。
胚芽が無いものは発芽はしないと思いますが、育苗中に腐敗すればいけないので除去するとします。
▼お次はササニシキ

7kgも買ったんですが、植える田んぼは1反ほどの里田です。
こちらは尺角1本の手植えにするので有り余ります。
1.3kgの乾燥籾を塩水選しました。
▼お♪ほとんど浮いていません。^^

ラッキー♪
といっても、コチラは種籾がわんさか余ります。
▼息子の部屋で乾燥さるとします。

息子の部屋はもうすっかり育苗室兼作業室です。^^;
さて、あまったササニシキの種籾どうしよう・・・
来年まで持ちますかね?^^;
5.7kgも余りました・・・
どなたか欲しい方いらっしゃいませんか?