甘いと言われるニンジン三種を食べくらべ | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



草抜きの後、ほったらかしにしていたベーターリッチを間引きました。

ベーターリッチはとても甘いと評判の人参です。

人参をいかに甘く育てるか・・・と言う事にココ数年ハマっています。

しかし、本来甘く無い、美味しく無い人参を甘くしようとしても無理な気がします。

と言う事で、今年はベーターリッチ・ちはま五寸・黒田五寸の三種類の人参を育てています。

毎日霜が降りる日々ですが不織布トンネルのおかげで元気に育っています。

例年は人参に不織布なんか被せないのですが、今年は種まきが遅れたので仕方なく被せています。

でも、間引きをしていないので未だに株間は3cm間隔です。

このままでは大きくならないのでそろそろ間引きをしなくては・・・


▼不織布をはぐってみます。


うわ~!あんなに丁寧に草抜きしたのに・・・もうすっかり雑草がはびこっています。

新年早々また草抜きか・・・orz

と言う事で間引きながら草を抜きます。


▼間引き人参


なんじゃこりゃ!?な細さです。

これは物になるのかな~?^^;

このベーターリッチと言う人参は寒さに弱いのでしょうか?

それとも全層施肥していないと太らない性質なのでしょうか?

私は土の中にはカキガラ石灰以外、一切肥料は入れていません。


▼これは黒田五寸


間引き忘れた小さいのがあったので抜いてみました。

普通に育っているのはもっと大きいですよ。

残るは・・・


▼ちはま五寸


ブロガーの数名の方が「とても甘い」と言われていたので育ててみました。

一番早く種まきしたので生育も上々です。


▼間引きの頃から思っていましたが、作柄が揃うように思います。


肌がキレイでなで肩の人参が多いです。さすがF1品種ですね。

黒田五寸の様に見た目がバラバラではありません。

しかし、間引きの時に味見をしたら全然甘く無くてガッカリでした。

そろそろ甘味も乗って来ていると期待しています。^^


▼あとは尻詰まりですね。


遅蒔きすると尻まで太るのが非常に遅いです。

尻がつまらないと乱切りにしてカレー等の料理に使うととても火の通りもばらつくし、

なによりも見栄えが悪いです。


▼収穫した人参三種


左からベーターリッチ・ちはま五寸・黒田五寸です。

さて、どれが一番美味しくて甘いかな~?^^


▼シッポの方で味見をします。


シッポは甘味が薄い部分です。

敢えてそこで甘味を見ます。なぜならシッポまで甘い人参の方が甘い人参だからです。

★食べた感想★

ベーターリッチ:甘味が遅れてやってきます。ほんの僅かですが、苦味が感じられます。
でも、全体的に見ればとても美味しいと思います。タキイの「恋ごころ」よりも確実に甘いです。

ちはま五寸:ようやく甘味が乗ってきました!噂に違わずこれは甘い!香りも食感も良いです!
私の舌ではベーターリッチよりも美味しいと感じます。食感も良いです!

黒田五寸:口に入れる前から切れた根っこからか・・・?とてもいい香りがします。
甘味も一番強いように感じます。ただ、栽培(間引き.土寄せ)に手間がかかる所が難点です。



現時点の味でいえば黒田五寸とちはま五寸が良い勝負でした。

ベーターリッチももう少しすれば甘くなるのかな?

後1ヶ月したら糖度計で糖度を計ってみたいと思います。