
必死で作ったお米だからその栄養を目いっぱい頂きたいものです。
本当は玄米で食べるのが良いのでしょうけど、玄米はどうも苦手・・・というか、
たまに食べるなら美味しいのですが、ヤッパリ白いご飯の方がオカズにも合うと思うのです。
玄米好きの人って自分で作るお寿司も玄米のにぎりやチラシ寿司なのかな~?
やはり玄米は玄米で白米は白米の良さがあると思うのです。用途によっても使い分けが肝心かも。
しかし、二種類も家庭に用意するのは現実的ではありません。
それを(栄養面で)克服出来るのが胚芽米ではないでしょうか?
味は白米には及ばないと思いますし、栄養は玄米に及ばないと思いますが・・・
先日の事、ある方から「胚芽米の販売は予定にないですか^^?」と問い合せもあった事ですので、
ちょっと試してみる事にしました。
▼これは先日頂いたカンリウ循環式精米機です。

循環式精米機では玄米を循環させてその摩擦によって白米にしていく訳ですが、
お米にかける圧力の調整が出来る様です。(初めて使うのでその辺の経験や知識は皆無です。)
圧力をかけ過ぎるとお米が割れてしまう事もあるみたいです。
しかし、圧力をかけないとどうなるのかはどこにも記載されていません。
ならば、圧力を掛けずに循環させれば胚芽が残るのではないでしょうか?
▼この穴の中にある「E」の形をした金具で圧力を調整する様です。

これは目いっぱい圧力をかけられる状態です。
▼このあたりのダイヤルを回すと・・・

▼「E」の形をした金具が引っ込みました。

これで機械上の設定では一番圧力がかかっていない状態です。
▼玄米30kg投入してみました。

たった30kgのお米でも、お年寄りには結構しんどい作業かも・・・
高齢化が進むとさらに家庭用の精米機が普及するような気がします。
▼精米開始
思惑どおりにいくかな~?
▼精米開始30分後
おおお!!なんとなく精米が進んでいますね!^^
▼精米50分後

普通に白くなりました!
胚芽もついている様な気がしますね。
▼アップで見てみます。

胚芽がとれているものもあれば、ついているものもあります。
▼かなりの米ぬかが付着しています。

コイン精米機では米ぬかはほとんど残りませんが、これは目でも見える程の米ぬかがついていますね。
驚いたのは触ってみても熱を持っていないと言う事です。
全く熱を持っていない訳ではなく、人肌くらいの温度でしょうか?
お米でも蕎麦でも麦でも、製粉する時に熱が起きると味も落ちると言います。
だから現代でも熱の発生しない石臼がこだわりの蕎麦屋さん等で使われているのですが、
この無抵抗の精米では熱が出ません。
ということは・・・味もいいのかな?^^;
▼さっそく取り出してみます。

あれ・・・でない???なんでだ???(・_・)
恐る恐る指で穴を突っつくと・・・
▼わ~い!^^出ましたよ~~♪

取り出し口が低い所にあるので非常に扱いづらい・・・
▼米ぬか普通にできました。

30kgの玄米なら3kgの米ぬかが出来ていれば普通の精米歩合だと思いますが、
持った感じは3kgはありそうな気がします。
気になるのは・・・
胚芽含有量の少ない米ぬかって普通の米ぬかにくらべて栄養分がすくないのかな?
このヌカは私が可愛がってるヌカ床に足すとします。
何もかも自家製のヌカ漬けをオカズに自家製のご飯をたべる・・・
粗食だけど贅沢の極みかもです♪
これはもうほぼ完全な自給自足と言っても良いですね!^^
塩は簡単に作れるし、あとは醤油と味噌があれば完璧な自給自足かも♪
さてさて、自家製胚芽米のお味はいかに!?
記事にしようと思いましたが、お腹が空き過ぎました。^^;また後ほど味の感想を書くとします。