米ぬかだけのケチケチ栽培 | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。

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今回は米ぬかだけで野菜を育ててみようと思います。

米ぬかはタダなのでメッチャ安上がりな上においしい野菜が出来そうな予感♪

米ぬかは虫がよってくるのですが、今年がいつになく虫が少ないです♪

根切り虫もシンクイ虫もダイコンサルハムシも本当に畑で見かけません。(今のところ)

と言う事で、米ぬかだけで野菜作りをしてみます。

まずは一畝(33坪くらい)の面積に米ぬかを30kg米袋に2つと半分投入しました。

大丈夫ですか?こんなに入れて・・・( ̄□ ̄; )

米ぬかは一畝(1アール)に10kgで効果があると言われていますので、その倍以上です。


▼そして畝立て完了
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畝幅60cmそこそこの小さな畝を4本作りました。

何を蒔こうかな?

ここで肝心なのは恐らく酸性土壌でも何とか育つ野菜を選ぶ事ではないかと思うのです。

なので、種袋の裏面に「苦土石灰を○○g入れてよく耕す」・・・

という言葉が書かれていない野菜を探しました。

米ぬかはリン酸が多いので、リン酸=酸性だと思いますし、

米ぬかには20%程の米ぬか油が含まれています。

米ぬか油はリノール酸とオレイン酸をそれぞれ30%ほど含んでいるそうで、

そのほかパルミチン酸やステアリン酸を主成分として含むそうです。

見るからに酸という文字だらけ?

酸化に強いというリノール油ですが、

米ぬかそのものは弱酸性だと言う事ですが、それらはいずれ酸化すると思います。

酸化防止用にカキガラを入れようと思いましたが、一か八か実験がてら育ててみたいと思います。

肥料としての米ぬかの成分は

窒素:4.3% リン酸:7.4% カリウム:2.9% 

微量要素は全苦土:2.1%カルシウム:0.6%マグネシウム:0.9%

ちなみにC/N比は12です。


▼育てる野菜はサラダカラシナに決定しました。
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「ピリ辛ヤミツキ」何と言う魅力的なキャッチコピーなんでしょうか?

種袋に書かれているこのひと言に釣られて買いました。

紫だけではカラフルさに欠けるので緑のも蒔いてみます。

幸い、土質を選ばない野菜の様です。


▼しかし、ひとつ問題が・・・
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米ぬかには発芽を抑制する物質が含まれているようで、

畑でも田んぼでも米ぬかを使って抑草効果を確認しています。

本当なら予め醗酵させてつかうか、土に鋤き込んで2週間ほど寝かせておく良いのでしょうけど、

そんなに待てないので米ぬか投入後3日後の種まきです。

もしも生えなければ半量残しておいた種を再び蒔くとします。


▼タアサイも隣の畝に蒔いてみました。
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これは酸性土壌を嫌う野菜なのかもで、条間にカキガラ石灰を鋤き込んでおこうともいます。

それ以外にも畝はあるのでラディッシュを育ててみようと思います。

さてさて、米ぬかだけでおいしい野菜が出来るでしょうか?^^

結果はどうであれちょっと楽しみです。